背中に痛みが起こる原因は? 効果的なストレッチと予防法を解説!

つらい背中の痛み、なんとかしたいとお考えではありませんか? しかし、背中の痛みにはさまざなな原因があり、それぞれ正しい対処方法が異なるのです。

そこで、この記事では、背中に痛みが起こる原因や対処法について紹介しましょう。この記事を読んで原因を知り、自分の症状に合った対処をしてください。

背中に痛みが起こる原因は?

背中に痛みが起こった場合、さまざまな要因が考えられます。特に代表的なものを3つ紹介しましょう。

1-1.筋肉疲労による背中のコリや筋肉痛によるもの

まず、背中の痛みを引き起こす要因として、筋肉疲労があげられます。背中の筋肉が疲労すると、血行が悪化し、コリや痛みといった症状が起こるのです。背中の筋肉が疲労する原因としては、過度な運動・悪い姿勢・長時間の同じ姿勢などが考えられます。

1-2.背骨の歪みや変形が痛みの原因かも?

背骨のズレや歪みによって背中に痛みが起こることもあります。変形した背骨が周囲の神経や血管を圧迫し、背中に痛みや痺れといった症状を引き起こすのです。神経の圧迫が原因のため、首や腰など、背中以外の骨の異常が要因となるケースもあります。

1-3.内蔵疾患が原因で背中が痛くなることも?

内蔵疾患が原因で背中に痛みを感じることもあります。実は背中と内蔵は密接に関係し合っているのです。左側・右側のどちらかだけが痛む場合は内蔵の病気が原因であることが考えられます。具体的にどのような病気が潜んでいるのでしょうか?左右、それぞれに分けて紹介します。

1-3-1.背中の右側だけが痛む場合に考えられる疾患

  • 肝炎(かんえん)
  • 急性肝炎
  • 肝臓がん
  • 胆石症(たんせきしょう)
  • 胆嚢炎(たんのうえん)
  • 胆嚢がん
  • 胆管がん

1-3-2.背中の左側だけが痛む場合に考えられる疾患

  • 狭心症(きょうしんしょう)
  • 心筋梗塞(しんきんこうそく)
  • 胃炎(いえん)
  • 神経性胃炎
  • 胃潰瘍(いかいよう)
  • 十二指腸潰瘍
  • 胃がん
  • 膵炎(すいえん)
  • 膵臓がん(すいぞうがん)

1-4.筋肉や靭帯の損傷で痛みが起こる!

日常的な動作によって背中の筋肉や靭帯が損傷し、突然痛みが起こることもあります。軽い痛みから動けないほどの痛みまで、程度はさまざまです。痛みが起こる原理はぎっくり腰と似ており、このような症状をぎっくり背中と呼ぶこともあります。

ぎっくり背中の原因・予防方法については、「急な背中の痛みに悩む方必見! ぎっくり背中を解消する3つのポイント」を参照してください。

背中の痛みに効果的なストレッチ法

背中に痛みが起こった場合の対処方法は原因によって異なります。骨の異常や内蔵疾患が原因の場合、自力で対処することはできないため、医師や専門家に相談してください。ここでは、筋肉疲労が原因で起こる背中の痛みに効果的なストレッチ法を紹介します。

2-1.背中と肩を伸ばすストレッチ

  1. 片腕の肘を曲げ、頭の後ろに回します。
  2. もう片方の手で肘をつかみ、下に向かって力をかけます。
  3. 深呼吸しながら10秒間その姿勢をキープします。
  4. 反対側も同様に行います。

2-2.背中の横側とわき腹を伸ばすストレッチ

  1. 両手を組んで、まっすぐ上に伸ばします。
  2. 息をゆっくり吐きながら、上半身を横に倒します。
  3. 深呼吸しながら10秒間その姿勢をキープします。
  4. 息を吸いながら、ゆっくりと元の姿勢に戻します。
  5. 反対側も同様に行います。

2-3.背中の上部を伸ばすストレッチ

  1. 両手を組み、腕を前に突き出します。
  2. 頭を下げながら、ゆっくりと背中を丸めていきます。
  3. 背中の上部が左右に引っ張られている感覚があれば成功です。
  4. 深呼吸しながら10秒間その姿勢をキープします。

背中の痛みを予防するために気をつけるポイント

最後に、背中の痛みを予防するために日頃から意識するポイントを紹介します。以下のことに注意して、背中の痛みを予防しましょう。

2-1.正しい姿勢を身につけることが大切!

正しい姿勢を身につけることで背中への負担が減り、筋肉疲労を予防できます。横から見た時に耳・肩・胸の中央・股関節・膝・くるぶしが一直線上にあり、背骨が自然なS字カーブを描いている状態を意識しましょう。

不自然な力が入ってしまう場合は、床に膝をついて「膝立ち」をしてみてください。リラックスした状態で正しい姿勢を保つコツがつかめるはずです。

2-2.適度な運動を心がけよう!

背中の筋肉疲労を防ぐためには、適度な運動をして筋力つけることが大切です。ストレッチやウォーキングなど、無理のない運動を生活の中に取り入れるようにしましょう。ただし、過度な運動は筋肉疲労を招き、逆効果となるので注意してください。

2-3.こまめに休憩をとるようにする!

デスクワークなど、同じ姿勢で長時間作業をする方は、背中に疲労がたまりやすくなります。こまめに休憩をしたり、姿勢を変えたりして、同じ姿勢を長時間続けないように注意してください。最低でも1時間に1回は椅子から立ち上がって、フロアを歩いたりストレッチをしたりして体を動かしましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回の記事では、背中の痛みの原因や対処法について紹介しました。

  1. 背中に痛みが起こる原因は?
  2. 背中の痛みに効果的なストレッチ法
  3. 背中の痛みを予防するために気をつけるポイント

これらのポイントを押さえて、背中の痛みに対処してください。また、背中の痛みは内蔵疾患のサインであることも考えられます。

今回紹介した対処法を試しても改善が見られない場合や明らかに筋肉の痛みではないという場合は、早めに病院の診察を受けましょう。