関節痛を予防するにはどうすればいい? 知っておきたい3つの対処法

中高年になると気になりだすのが膝や肘など関節に現れる痛みです。動くのが億劫になり、運動不足によってさらに関節痛が悪化するという悪循環に陥ることもあるため、早めに対処しなくてはいけません。そこで、この記事では関節痛の原因や対処方法について紹介します。関節の痛みにお悩みの方は、この記事を読むことで正しい対処方法がわかるでしょう。

関節痛が起こるのはどんな時?

関節痛が起こる原因はケースによってさまざまです。しかし、多くの場合、関節軟骨がすり減ることによって起こります。関節痛を引き起こす原因となる病気をいくつか紹介しましょう。

1-1.変形性関節症

まず関節痛の原因として最も多いのが変形性関節症です。関節を守るクッションの役割をする軟骨がもろくなることで起こります。また、老化などで筋肉が衰え、軟骨にかかる負担が大きくなることも要因の一つです。主に、膝・股の関節・背骨の腰部分に起こります。

1-2.関節リウマチ

また、関節リウマチも関節痛を引き起こします。関節リウマチとは、免疫異常によって関節を覆っている滑膜に炎症が起こり、関節が破壊されていく病気のことです。手や指の関節などから発症し、次第に他の関節にも広がっていきます。とくに30代~50代の女性に多いのが特徴です。

1-3.変形性脊椎症

変形性脊椎症も関節に痛みを生じさせる原因の一つです。脊椎の形が変形し、神経が圧迫されることによって起こります。とくに50歳以上の男性に多く見られる病気です。

関節痛が起こったらどうすればいい?

それでは関節痛が起こった場合、どのようにすれば痛みを和らげることができるのでしょうか? 3つの方法を紹介します。

2-1.関節に負担をかけない動作を心がける!

関節に痛みを感じる場合、まずは安静にすることが大切です。日常生活の動作を工夫し、関節に負担をかけないように心がけてください。ただし、必要以上に安静にしすぎると、関節が硬くなったり筋力が低下したりして、かえって症状を悪化させる恐れもあります。腫れや熱感が引いた後は、過度な負荷は避けつつも、できるだけ普段通りの生活を送るようにしましょう。

2-2.関節を温めることで痛みが和らぐ!

慢性的な関節痛は、温めることによって痛みを和らげることができます。血行が改善し、筋肉の緊張がほぐれるためです。蒸しタオルを直接関節に当てたり、温めのお湯にゆっくりと浸かったりすると良いでしょう。また、夏は冷房を避け、関節を冷やさないように注意してください。ただし、関節が腫れて熱を持っている場合には冷やしたほうがよいこともあります。

2-3.関節痛に効果のある食事法とは?

関節の痛みを和らげる成分を含んだ食事をとるのもオススメです。関節痛に良い成分としては、コンドロイチン・グルコサミン・コラーゲンなどがあげられます。これらの成分には関節の軟骨を修復する働きがあり、関節痛の緩和に効果的です。コンドロイチン・グルコサミン・コラーゲンはそれぞれ以下の食品に含まれています。ただし、高カロリーのものが多いため、食べ過ぎには注意してください。

コンドロイチン

  • 納豆
  • オクラ
  • 山芋
  • うなぎ
  • フカヒレ
  • すっぽん

グルコサミン

  • 豚・牛・鶏などの軟骨
  • 鶏の皮
  • 牛すじ
  • うなぎ
  • フカヒレ

コラーゲン

  • 豚足
  • 鶏の皮
  • 手羽先
  • 軟骨
  • 牛スジ
  • 豚バラ肉
  • すっぽん
  • フカヒレ
  • うなぎ

繰り返さないために! 関節痛を予防する方法

最後に、関節痛を予防する方法を紹介します。関節痛にならないためにも、日頃から以下のことを習慣付けておきましょう。

3-1.適度な運動を心がける!

関節痛は筋力の低下によって引き起こされることが多いため、適度な運動をして筋力を落とさないことが大切です。ウォーキングなど、体に負担の少ない運動を習慣にして、関節の老化を防ぎ、筋力を向上させましょう。

3-2.ストレッチで筋肉や関節の柔軟性を高める!

関節痛を防ぐには、ストレッチも効果的です。筋肉や関節の柔軟性が高くなり、怪我をしにくくなります。お風呂上がりやテレビを観ている時間など、ちょっとした暇を見つけてこまめにやるのが継続のポイントです。

3-3.筋力をアップして関節への負担を減らす!

関節まわりの筋肉を鍛えることで、関節が安定し負担がかかりにくくなります。適切な負荷で無理なくトレーニングしてください。ウォーミングアップ・クールダウンを徹底し、痛みを感じたらすぐにトレーニングを中止することが重要です。

まとめ

いかがでしたか?
この記事では、関節痛の原因や対処方法について紹介しました。

  1. 関節痛が起こるのはどんな時?
  2. 関節痛が起こったらどうすればいい?
  3. 繰り返さないために! 関節痛を予防する方法

これらのことを押さえて関節痛対策に取り組んでください。関節痛にはさまざまな原因があり、素人判断で決めつけてしまうと悪化する恐れもあります。激しい痛みがしばらく続く場合、まずは整形外科などの専門機関を受診するようにしましょう。