捻挫で足首を痛めたときに必要となる正しい処置方法

捻挫で足首を痛めたときに必要となる正しい処置方法

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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捻挫で足首を痛めているときは、足首の関節をくじいています。関節に無理な力がかかって、靭帯(じんたい)などの組織を痛めてしまっているのです。たかが捻挫と放置せずに、正しい処置をしましょう。

01. 足首を捻挫したときの応急処置法

足首に限りませんが、捻挫したときは応急処置の仕方が重要となります。その応急処置の仕方で大切とされるポイントを示す「RICE」という言葉が使われているのでご紹介しましょう。「RICE」とは、応急処置における重要点をあらわす英単語の頭文字を組み合わせたものです。

  • Rest(安静)……安静にできる場所に移動します
  • Ice(冷却)……時間をかけて冷やします
  • Compression(圧迫)……包帯やテーピングで固定します
  • Elevation(拳上)……心臓よりも患部を高く上げておきます

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

1-1.Rest(安静)

応急処置を正しく行うために、まず安静になれる場所に移動してください。しかし、そのために無理に歩き続けるのはいけません。周りの人に協力してもらいながら、速やかに安静にできる場所に移動しましょう。あお向けになれるくらいのスペースがあるのが望ましいです。

1-2.Ice(冷却)

捻挫の応急処置をする際には、20分以上は冷やしてください。瞬間的に冷やすだけのコールドスプレーなどではなく、袋などに氷水を入れて患部をじっくりと冷やす必要があります。凍傷を防ぐためにも、この方法がよいでしょう。内出血しないように、患部をしっかりと冷やしてください。

1-3.Compression(圧迫)

応急処置のテーピングができる人がいる場合には、テーピングで患部を固定してもらいましょう。テーピングができなければ、ハンカチなどのやわらかい布で患部を覆ってから包帯を巻いてください。

1-4.Elevation(拳上)

内出血や炎症を防ぐためにも、あお向けになって足を高く上げておきましょう。クッションや座布団の上に足首をのせるようにすれば大丈夫です。