スマホで増えているドケルバン病とは? 知っておきたい3つの対策方法

ドケルバン病という言葉を聞いたことがありますか? ドケルバン病とは腱鞘炎の一種で、かつては育児中の女性に多い病気でした。しかし、最近ではスマートフォンの普及によって、男女ともに増えてきています。そこで、この記事では、ドケルバン病の原因や対策方法について紹介しましょう。スマートフォンを使っていて親指の付け根が痛むという方は、この記事を読んでしっかりと対処してください。

ドケルバン病って何?

ドケルバン病とは、親指の付け根に起こる腱鞘炎のことです。親指を動かしたり手首を曲げたりした際に、親指の付け根や手首の親指側にズキッとした痛みが起こります。重症化した場合、最悪手術が必要となるケースもあるので注意が必要です。

1-1.こんな人はドケルバン病になっているかも?

ドケルバン病になっているかどうかは以下の方法でチェックすることができます。

  1. 親指を握り、手首を直角に曲げます。
  2. この時、痛みが強くなるかどうかを調べます。

痛みが強くなった場合はドケルバン病になっている恐れがあります。

ドケルバン病になってしまう原因は?

ドケルバン病が起こる主な原因は親指の使いすぎです。しかし、自分では親指を使っている自覚がないことも少なくありません。そこで、ドゲルバン病の原因としてとくに多いものを紹介します。

2-1.親指でスマートフォンを操作している人は危ない?

ここ最近とくに増えているのが、スマートフォン操作によるものです。片手でスマートフォンを持って親指で操作をするとき、親指の腱には大きな負担がかかります。こうしたことが積み重なることで、腱に炎症が起こりドケルバン病になるのです。

2-2.パソコンのキーボード操作にも要注意!

パソコンのキーボード操作もドケルバン病を引き起こす原因の一つです。とくに、手首や指を必要以上に持ち上げて強くキーボードを叩いている方は注意が必要です。このような操作をしていると、キーボードを叩いた時の衝撃が指や手首に伝わり大きな負担がかかります。

2-3.楽器演奏が原因になることも!

ピアノやギター・ドラムなど、楽器演奏によってドケルバン病になることもあります。とくに問題となるのが練習のしすぎです。長時間に渡って指を酷使することで、腱に炎症が起こり、ドケルバン病となります。

痛みが気になりだしたらどうすればいい?

親指の痛みが気になり出した場合はどのようにすればよいのでしょうか? 軽傷の段階で効果のある方法を紹介します。ただし、すでに重症化している場合は、自分で判断せず医師などの専門家に相談してください。

3-1.まずは手を休めることが大切!

親指に痛みが出たり曲げ伸ばしの際に引っかかりを感じたりした場合は、手を休めることが大切です。スマートフォンやパソコンを操作しないことはもちろん、重たい荷物を持つなど負担のかかる行動は避け、できるだけ安静にしましょう。

3-2.水で冷やして炎症をしずめるのも効果的!

ドゲルバン病は腱の炎症によって起こるため、親指を使いすぎたと感じた時は冷やすことも効果的です。ただし、氷を使って冷やすと正常な細胞がダメージを受ける恐れがあります。指から腕にかけてを水道水で30秒ほど冷やすとよいでしょう。

3-3.ドケルバン病に効果的なストレッチはこれ!

痛みを感じ始めた時に手軽にできるストレッチを紹介します。ただし、すでに激しい痛みがある場合は悪化する恐れがあるので注意してください。

3-3-1.指のストレッチ

  • 手の甲の方向に向かって指を1本ずつ反らせていきます。この時、反らせすぎに注意してください。

※これを2~3回ずつ繰り返します。

3-3-2.手首のストレッチ

  1. 手のひら下にして机に腕を置きます。
  2. 腕を机につけたまま、手のひらを90度に立てます。
  3. もう一方の手で指をつかんで10秒ほど反らせます。

3-3-3.肘のストレッチ

  1. 手首を下にして腕を前に伸ばします。
  2. もう片方の手で手首をつかみ手前に引っ張ります。
  3. ひじの外側が伸びた感覚を意識して30秒キープします。
  4. 腕を下ろしてリラックスします。

※これを2~3回繰り返します。

まとめ

いかがでしたか?
この記事では、ドケルバン病の原因や対策方法について紹介しました。

  1. ドケルバン病って何?
  2. ドケルバン病になってしまう原因は?
  3. 痛みが気になりだしたらどうすればいい?

これらのポイントを押さえてドケルバン病対策を行ってください。ドケルバン病を予防するには親指を使いすぎないことが大切です。スマートフォンを親指で操作している方は、反対の手の人差し指を使うなどして、親指にかかる負担を少しでも減らすように心がけましょう。