ビール腹の原因と解消法

ビール腹を解消したい方必見! その原因や有効な解消法を紹介!

ビール腹とは下腹がぽっこりと膨らんだお腹(なか)のことです。中年以降になるとこのビール腹に悩む方が増えてきます。人によってはほかの部分は細いのに、下腹だけがぽっこりと出てしまっているという方もいるでしょう。ビール腹は高血圧や高脂血症・糖尿病などの引き金になるとも言われています。健康のためにもビール腹を解消することが大切です。

そこで今回は、ビール腹になる原因やその解消方法をご紹介します。

ビール腹に悩んでいる方やビール腹を予防したい方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。

ビール腹とはどういうもの?

はじめに、ビール腹の定義や原因をご紹介します。ビールを飲まなければビール腹にならないのでしょうか?

1-1.ビール腹の意味

ビール腹というのは、ビールの飲み過ぎでお腹(おなか)がぽっこりと出てしまった状態と思っている方もいるかもしれませんが、それは間違いです。ビール腹のビールとはビールを入れていた樽(たる)(たる)のことを指します。

(たる)は上下が細く中央部が膨らんだ形をしており、ビール腹はそれに似た形をしていることから名づけられました。ですから、ビールを飲まなくてもビール腹になる人もいます。

1-2.ビール腹の原因は何?

ビール腹は、下腹部についた脂肪によって起こります。特に、お腹(なか)の深い部分についた内臓脂肪と呼ばれる脂肪がビール腹を作る大きな原因です。下腹部の脂肪は30代を超えるとつきやすくなります。ですから、ビール腹に悩む人は中年以降の方が多いのです。

1-3.ビール腹になりやすいのは男性と女性どっち?

ビール腹で悩んでいる方は男性が多いというイメージがあります。これは、間違いではありません。男性の方が内臓脂肪がつきやすいのでビール腹になりやすいのです。

それでは、女性はどうでしょうか? 女性の場合は皮下脂肪といって皮膚の下に脂肪がつくことが多く、男性よりはビール腹になりにくいのです。しかし、女性でも食生活や生活習慣によっては内臓脂肪はつきます。

つまり、男性よりは少数ですが、女性でもビール腹になる方もいるのです。

ビール腹と健康

この項では、ビール腹と健康の関係をご紹介します。ビール腹になると健康にどのような影響が出るのでしょうか?

2-1.ビール腹は老化の証拠?

食事の量は変わっていないのに中年になったらお腹(なか)が出てきた…という方は多いと思います。年を取るにつれて私たちの体はエネルギーを消費しなくなるのです。ですから、若いときと同じ食事量でもお腹(なか)に脂肪がつきやすくなります。ただし、高カロリーの食事を取り続けて運動量が少なければ若い人でもビール腹になるでしょう。

2-2.ビール腹が健康に与える影響とは?

ビール腹になるのはカロリーを取りすぎている証拠です。肥満になると高脂血症や高血圧・糖尿病などを発症しやすくなるので注意してください。

ウエストサイズが男性で85cm以上・女性で90cm以上あり、血圧・血中コレステロール・血糖値が基準値を超えるとメタボリックシンドロームと診断され、治療を勧めれます。

健康診断でメタボリックシンドロームと診断された方は、すぐに生活習慣や食生活を見直した方がよいでしょう。

2-3.メタボリックシンドロームの危険性

メタボリックシンドロームになると、前述したように高血圧・高脂血症・糖尿病などのいわゆる成人病を発症する可能性が高くなります。たとえメタボリックシンドロームと診断されなくても、ビール腹が気になった時点でメタボリックシンドローム予備軍といえるでしょう。

ちなみに、メタボリックシンドロームに年齢は関係ありません。20代でも条件を満たせばメタボリックシンドロームと診断されます。

2-4.ビール腹になりやすい食生活とは?

ビール腹は肥満の一種です。つまり、取取カロリーが消費カロリーを上回ればビール腹になる可能性が高まります。

  • 脂っこい食べ物が好き
  • 夜遅くまで食べる
  • 間食はかかさない
  • おなかがすいていなくても食べ物があれば手が伸びる
  • 食べるのが早い

このようなことに心あたりがある方は要注意です。

2-5.女性は更年期後に要注意

女性に内臓脂肪がつきにくいのは女性ホルモンの効果です。ですから、更年期以降になり女性ホルモンの分泌が減ると内臓脂肪がつきやすくなります。また、女性ホルモンの分泌バランスが崩れれば太りやすくなる人も多いのです。

ビール腹を予防・解消する方法

ビール腹を解消したり予防したり解消したりするにはどうしたらよいでしょうか? この項ではその一例をご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。

3-1.ビール腹解消は焦らずに行うこと

年齢が高くなるほどダイエットには時間がかかります。ですから、短期間でビール腹を解消しようと思ってはいけません。短期間で痩せれば体への負担も大きくなり、リバウンドもしやすくなります。半年~1年かけて解消するつもりで行っていきましょう。

3-2.飲酒の仕方を見直す

社会人になればお付き合いでお酒を飲む機会も増えます。お酒につきものなのがおつまみです。中でもカラアゲやフライドポテトは人気があります。しかし、脂っこいおつまみとお酒の組み合わせは肥満の元です。お酒を飲む場合、おつまみは揚げ物以外のものを時間をかけて食べましょう。

また、意外に見逃しやすいのがお酒のカロリーです。ビールや日本酒など穀物を原料としたお酒は、糖分があるのでカロリーも高くなります。蒸留酒のようにアルコール度が高いお酒は糖分が抜けてカロリーは低いのですが、割りものに注意しましょう。

例えば、焼酎は蒸留酒なのでカロリーは低いですが、ジュースで割ると糖分が加わって高カロリーになります。ですから、お酒を飲む場合はハイボールや焼酎ハイボールに野菜中心のおつまみを組み合わせるとよいですね。

飲み過ぎにも注意しましょう。シメのラーメンも肥満の元です。

3-3.食事の仕方を見直す

日々の食事もビール腹の解消・予防には重要です。おにぎりや菓子パンなどで手早く食事を済ませていると、炭水化物と糖分の取りすぎになります。

最近は糖質オフダイエットが流行していますが、だからといって炭水化物や糖分を全くとらないのもよくありません。糖質オフを行うなら夕食で行い、朝と昼は少量でも炭水化物を取りましょう。食事はバランスよく取るのが一番です。

外食が続く場合は、和定食のお店がおすすめとなります。仕事で夜遅くなる場合はできるだけ途中で食事を取り、寝る直前に食べないように心がけましょう。

は以下のようなダイエットメニューのレシピ本もたくさん出ていますので、自炊をする方は参考にしてください。

また、食べる順番にも気を配りましょう。最初にスープやみそ汁・サラダなどを食べ、ある程度胃を満たしてからメインのおかずを食べると少ない量でも満足できます。

甘いものがやめられない方は、小さな高級スウィーツを時間をかけて食べるようにしたりノンカロリーのゼリーを食べたりしましょう。

3-4.適度な運動を心がける

ビール腹を解消する運動というと腹筋運動をイメージする方が多いですが、それだけでは不十分です。腹筋運動は筋肉を鍛える無酸素運動ですから、内臓脂肪の燃焼にはあまり効果がありません。

ビール腹の原因である内臓脂肪を燃焼させるのに効果的なのは、ウォーキングなどの有酸素運動です。できれば毎日30分以上有酸素運動を続けてください。仕事が忙しくて運動をする時間がないという方は、通勤方法を見直しましょう。自転車通勤にしたり駅一つ分余計に歩いたりするのも立派な運動です。また、今は室内でできる運動のDVDも発売されています。

無理に腹筋運動をしなくても、立って腰をひねる・椅子に座って両足を胸元に引き上げるなどでも腹筋は鍛えられます。10回を1セットにして1日2~3回行えば効果的です。

3-5.注意点

今まで運動らしい運動をしてこなかった人が急に激しい運動をすると体を痛めます。運動をする前と後にはストレッチをして体をほぐしましょう。

最初は30分も運動が続かなくても構いません。毎日続けていれば体も慣れてきます。

また、ダイエット中は毎日体重と体脂肪率を測りましょう。今は体脂肪率が測れる体重計が販売されています。男性の場合は21%~25%、女性の場合は29%~35%までが正常値です。ですから、この数値の範囲内に収まることを目標にダイエットをするといいでしょう。

ビール腹を解消したい人のよくある質問

Q.内臓脂肪と皮下脂肪のつき方に違いはあるのでしょうか?
A.内臓脂肪はお腹(おなか)周りにつきます。それに対して皮下脂肪は腰からヒップ・太もも上部につきやすいのです。お腹(おなか)だけがぽっこりと出てきたら内臓脂肪、ヒップも大きくなってきたら皮下脂肪が増してきたと思いましょう。

Q.洋食や中華などはダイエット中は食べない方がよいのですか?
A.食べても構いません。しかし、ラーメンやパスタなどの単品は栄養が偏りがちです。できるだけ野菜が多いメニューを選ぶとよいでしょう。

Q.赤ワインが健康によいそうですが、赤ワインは太りやすいお酒ですか?
A.ワインは果実が原料のお酒で、日本酒やビールのように穀物が原料のお酒よりは低カロリーになります。しかし、飲み過ぎれば同じなのです。おつまみに気をつけて少量をゆっくり楽しんでください。

Q.毎日運動をする時間がないので、週1回集中的に運動をしたいのですがダメですか?
A.全くやらないよりはいいですが、やはり週に一度では効果が薄いでしょう。昼休みなどに階段を上り下りしてみるなど、できるだけ運動をする工夫をしてください。

Q.ビール腹は子どもでもなるものでしょうか?
A 子どもでも高カロリーの食事を続けて運動をしなければ内臓脂肪がつき、ビール腹になります。

おわりに

いかがでしたか? 今回はビール腹の原因と解消法をご紹介しました。ビール腹の解消には時間がかかりますが、コツコツと運動をして食事の方法を見直していってください。生活習慣や食事の方法を変えるまでには長い時間がかかります。結果が出にくいからと焦らずに続けて行くことが大切です。

は中高年向きのダイエット本も出ていますのでそれを参考にしてもよいでしょう。自治体が開催している運動教室やダイエット教室に通うのもおすすめです。