まつ毛が抜ける原因や対処法

まつ毛が抜ける原因や対処法とは? 抜けまつ毛に悩む方必見のポイント

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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長くてふさふさなまつ毛は女性の憧れです。まつ毛のお化粧に力を入れている方も多いことでしょう。しかし、まつ毛は体毛の中でもデリケートなものです。ですから、お手入れや化粧の仕方次第で抜けやすくなることもあります。

そこで今回は、まつ毛が抜ける原因や対策方法をご紹介しましょう。

原因が分かれば対策もできます。まつ毛が短くなったような気がする方や、まつ毛がよく抜けるようになったという方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。

まつ毛の基礎知識

はじめに、まつ毛の役割や生え変わる周期などの基礎知識をご説明します。まつ毛は他の体毛と何がちがうのでしょうか?

1-1.まつ毛の役割とは?

まつ毛は、目にほこりやごみが入るのを防ぎ目の水分が蒸発しすぎないようにする役目を担っています。もし、まつ毛がないと強風が吹く日は外出もままならなくなってしまうでしょう。

1-2.まつ毛と髪の毛の違い

人間の髪の毛は約4年~6年で生え変わりますが、まつ毛の寿命は約4か月と毛髪の4分の1程度しかありません。ですから、長さもそれほど伸びずに抜け落ちてしまいます。

1-3.まつ毛は髪の毛より弱い?

まつ毛は髪の毛に比べるとすぐに抜けてしまうと思っている方はいませんか? まつ毛が髪の毛に比べて段違いに弱いということはないのです。ただし、まつ毛はお化粧をしたりつけまつ毛を付けたりします。そのため、化粧品やつけまつ毛の負担に耐え切れないとまつ毛が抜けやすくなるのです。

まつ毛が抜けやすくなる原因

では、まつ毛が抜けやすくなる原因はなんでしょうか? この項ではその代表例をご紹介します。

2-1.摩擦や刺激

女性の場合、まつ毛や目の周りにお化粧をしている方も多いでしょう。目の周りの皮膚は顔の皮膚の中でも薄く、ちょっとした摩擦や刺激にも傷つきやすいのです。目の周りの化粧を落すためにごしごしとこすったり、まつ毛を強く引っ張ったりすると、摩擦でまつ毛や周辺の皮膚が弱って抜けやすくなります。

2-2.マスカラのつけすぎ・ビューラーのあてすぎ

まつ毛を長く見せてボリュームアップをしてくれるマスカラは、お化粧には欠かせません。しかし、日に何度もマスカラを塗り直せば、それだけまつ毛にとって負担になります。マスカラを付ける前にビューラーでまつ毛の形を整える方も多いと思いますが、これも力を入れすぎればまつ毛にとって負担になるのです。

2-3.マスカラを落としきれていない

今のマスカラは、水分に強く長い時間崩れない製品がほとんどです。しかし、その分落としにくくクレンジングをしてもマスカラだけ残ってしまうこともあります。これを放置しているとまつ毛に負担がかかって抜けやすくなるのです。ただし、マスカラをよく落そうとまつ毛を引っ張りすぎてもいけません。

2-4.つけまつ毛

まつ毛をボリュームアップさせるためにつけまつ毛を愛用されている方もいるでしょう。しかし、つけまつ毛はまつ毛に負担をかけ続けます。長時間連続してつけまつ毛をつけ続けていると、まつ毛が負担に耐え切れなくなって抜けやすくなるのです。

また、まつ毛パーマも同じようにやりすぎてはいけません。まつ毛は毛髪より細く短いので、ちょっとした刺激でも負担になってしまうのです。

まつ毛が抜け落ちる病気がある?

眼瞼炎(がんけんえん)というまぶたの皮膚や眼球が炎症を起こす病気やアトピー性皮膚炎を発症すると、まつ毛が抜け落ちることがあります。また、強いストレスが長期にわたってかかると、円形脱毛症を発症しまつ毛が抜け落ちることもあるのです。

  • まつ毛の脱毛が止まらず、まばらになってしまった
  • 目の周りの皮膚がかゆかったり痛かったりする
  • 目の周りの皮膚が真っ赤になってしまっている

このような症状がある方は、至急眼科を受診しましょう。炎症がひどくなると視力にも影響が出ます。

まつ毛の脱毛を防ぐセルフケアの方法

この項では、まつ毛の脱毛を防ぐセルフケアの方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

4-1.お化粧をしっかりと落とす

目の周りに色々な化粧品を使ってメイクをしている方も多いでしょう。目の周りの皮膚は薄いので、お化粧を落とさずにいるとそれだけ肌に負担がかかります。かといって、クレンジングでごしごしとこすってもいけません。おすすめはポイントメイク専用のリムーバーです。これならば、ごしごしとこすらなくても、お化粧がきれいに落ちます。化粧落としをした後は、保湿を忘れずに。

4-2.つけまつ毛やビューラーはほどほどに

つけまつ毛やビューラーの仕様はそれだけでまつ毛に負担をかけます。ビューラーを使用する際は、引っ張りすぎないように注意しましょう。痛みを感じる場合は引っ張りすぎです。つけまつ毛は毎日付けてはいけません。せめて1週間の内2~3日はまつ毛を休ませましょう。

毎日同じメイクをするのではなく、シチュエーションごとにメイクを使い分けるといいですね。近所に買い物にいくくらいなら、目の周りはノーメイクで出かけましょう。

4-3.栄養バランスのとれた食事をする

まつ毛も体毛の一種ですから、ビタミンやミネラルといった栄養素を与えてあげれば元気になります。また、まつ毛が生えている皮膚のケアも忘れずに。栄養が偏って肌荒れが起きれば、まつ毛も抜けやすくなります。菓子パンやおにぎり・丼物など炭水化物や脂質ばかりの食事を取らないように気を付けましょう。

特に、まつ毛を美しくする栄養素としておすすめなのがビタミンCです。ビタミンCは肌の再生能力を高め、美肌を保ちます。ビタミンンCは果物や野菜からの他、飲み物などからも手軽に摂取できるので積極的に取りましょう。

4-4.寝不足にならないようにする

寝不足になると肌荒れが起きやすくなります。毎日寝不足だと自覚している方は、たっぷりと睡眠がとれるように心がけましょう。夜更かしをするほどまつ毛にも負担がかかります。

4-5.まつ毛の美容液は正しく使う

まつ毛の美容液は、まつ毛の増量効果や長さアップの効果が期待できます。しかし、つけ過ぎれば逆効果です。まつ毛の美容液を使う場合は用法や用量を守って使いましょう。

まつ毛に関するよくある質問

Q.まつ毛を伸ばしたい場合は、美容液をつければよいのでしょうか?
A.まつ毛は栄養状態がよければ伸びやすくなります。美容液もよいのですが、まぶたの皮膚を軽くマッサージしてみましょう。血行が良くなればまつ毛に栄養がいきやすくなります。

Q.目の周りのメイクをやめるとみっともなくなってしまうのですが…。
A.目の周りのメイクを全部やめなければならないということではありません。まつ毛の負担になるようなメイクを極力控えましょう。

Q.目の周りをマッサージするときの注意点はありますか?
A.力を入れすぎないように注意しましょう。

Q.オリーブオイルでメイク落としをすればよいと聞きましたが本当ですか?
A.メイクも油性ですから同じ油であるオリーブオイルでも落ちます。しかし、今度は皮膚に着いた油をしっかり落とさないと肌荒れの原因となるでしょう。オリーブオイルでメイクを落とす場合は、その後の保湿ケアも忘れずに。

Q.まつ毛の長さなどは遺伝で決まるのでしょうか?
A.遺伝によるところもありますが、生活習慣でも変わってきます。

まとめ

いかがでしたか? 今回はまつ毛が抜ける原因と対処法をご紹介しました。まつ毛は髪の毛に比べると短い周期で生え変わりますが、抜け毛が気になるほど抜けている場合は要注意です。特に、アイメイクを念入りに行っている方は化粧品の清潔さにも気を配りましょう。