左右非対称の顔の歪みを矯正する方法

気が付いたら顔が左右非対称!? 顔の歪みを矯正する方法とは?

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

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十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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人の顔、というのは実は左右対称ではありません。
顔を半分ずつ隠してみればわかりますが、わずかに左右非対称という方がほとんどです。
しかし、この非対称具合が大きくなると、「顔の歪み」になってしまいます。
顔が歪むと、見る人の違和感も大きくなるでしょう。
そこで、今回は顔が歪んでしまう原因とその対処法についてご紹介します。
ちょっとした習慣が、顔を歪ませてしまうのです。
しかし、矯正方法もきちんとあります。
「最近顔が左右非対称になって気がする」と悩んでいる方は、ぜひこの記事を参考に顔の歪みを矯正してみてください。

顔が歪むとはどういうことか?

人の顔というのは、一見すると左右対称のように見えます。
しかし、実はほとんどの方の顔は左右非対称なのです。
でも、その非対称ぶりは普段ならばほとんど気になりません。
よく鏡を見るか、顔をアップで写真にとらないと分からないでしょう。
しかし、顔の歪みが大きくなると、写真や鏡で自分の顔を見るたびに違和感を覚えます。
両目の大きさが不ぞろいに感じたり、口を開けて歯を見せたときに「斜めになっているな」と感じたりする人は、顔が歪んでいる可能性が大きいです。
また、美人な人ほど顔が左右対称に近いという報告があります。
つまり、顔の歪みが大きくなるほど美人とは正反対の顔になってしまうのです。

顔が歪む原因とは?

では、なぜ顔が左右で非対称になってしまうのでしょうか?
この項では、顔が歪む原因の一例をご紹介します。
何気なくやっている習慣が、顔を歪ませているかもしれません。

2-1.いつも食べ物を片方の歯ばかりでかむ

食べ物をかむとき、いつもかむ歯が決まっていませんか?
「ものをかむ」という行為は、意外なほど力がかかります。
いつも決まった側で食べ物をかみ続けている人は、顔が歪みやすいでしょう。

2-2.すぐに頬杖をついたり、体の片方に重心をかけたりする

顔が歪みやすい人は、長い時間体をまっすぐにしているのが苦手です。
ですから、リラックスするとすぐに頬杖を突いたり体の片側に体重をかけていたりします。
また、いすに座ったときにいつも同じ側の足を組むクセがある人も要注意。
常に体の片側だけに体重をかけ続けていれば、やがて顔まで歪んでしまうのです。

2-3.顔を下に向けて、同じ姿勢で寝る

眠っているときは、最低でも数時間は同じ姿勢です。
ですから、寝るときに顔を下に向けて、常に同じ姿勢で眠っていると、いつも同じ場所に力がかかって顔が歪んでしまう場合があります。
特に、うつぶせで眠る癖がある方は要注意です。

2-4.バッグを同じ肩にかけ続けている

バッグは、意外に重いものです。
それをいつも同じ肩にかけ続けていると、知らない間に重心がバッグをかけている方へと傾いてしまうでしょう。
その結果、顔の筋肉まで片方へ傾いて歪みやすくなってしまうのです。
特に、女性は大きなバッグに必要なものを全部入れて肩にかけて持ち運ぶ人が多いでしょう。
つまり、それだけ顔が歪みやすくなるのです。

肩こりや腰痛は、顔の歪みが原因かも

頭は、それだけでかなりの重量があります。
頭がい骨と脳の重さを足すと4キロ~5キロになるのです。
つまり、大きなサイズのスイカが首の上に乗っているのと同じ。
この重さの重心がずれてしまったら、体の片側だけに大きな負担がかかります。
片方の肩だけがずっしりとこったり腰痛がしたりする方は、顔の歪みが原因かもしれません。

顔の歪みを矯正する方法とは?

では、顔の歪みを矯正する方法はあるのでしょうか?
この項では、その一例をご紹介します。

4-1.体をまっすぐにする習慣をつける

意外に思う方もいるでしょうが、体をまっすぐにしようと努力すれば、顔の歪みは矯正できます。
具体的には、体への力の入れ方を左右均等にするのです。
いすに座ったら両足全体を地面につけて、目線はまっすぐ前を見ます。
これで、体はまっすぐになりました。それをできるだけ長時間キープしましょう。
簡単に見えますが、実がとても大変です。
顔が歪んでいる人は、筋肉の付き方も偏っています。
ですから、片側の筋力が弱いので、片方だけが疲れてくるのです。
しかし、それでも足を組んだり頬杖を突いたりしてはいけません。
背もたれに背中を預けてできるだけまっすぐな姿勢を保ちましょう。
これを続けていればだんだんまっすぐに座る習慣ができます。

4-2.ガムを両方の奥歯でかむ

片方の歯だけでものをかむくせがある人は、ガムを両方の奥歯でかむ訓練をしましょう。
今は、小さい粒状のガムが売られています。
それを一粒ずつ両方の奥歯でかむのです。
いつの間にか二粒のガムを同じ奥歯でかんではいけません。
必ず両方の奥歯で一粒ずつかんでください。
これが自然にできるようになれば、片方の歯だけでものをかむクセは無くなります。

4-3.バッグは両方の肩にかける

バッグは両方の肩に交互にかけましょう。
しばらくは持ちにくいかもしれませんが、肩こり防止のためにもその方がよいのです。
また、どうしても片方の肩にかけてしまうという場合は、リュック型のカバンにしましょう。
そうすれば、両方の肩にバランスよく負荷がかかります。

顔の歪みを防止するためには?

顔の歪みを防止するためには、顔の筋肉もきたえましょう。
表情筋をきたえれば体の片側に負荷がたくさんかかっても、ある程度抵抗ができます。
表情筋をきたるには、口を大きくあけてあごやほほを動かしましょう。
また、笑顔も効果的です。
特に、ひとり暮らしをしていると、家では口も開かず表情も動かないことが多いでしょう。
ですから、努めて笑顔を作ったりしてみてください。
また、できるだけ体の片側だけに負荷がかかりすぎないように注意しましょう。
寝るときは仰向けになって寝るか、横向きで寝るならば定期的に姿勢をかえます。
いすに座るときは、足を長時間組まないように注意してください。
そして、腹筋をきたえましょう。
腹筋をきたえると、おなかから腰にかけて力が付いてきます。
ですから、足を組みたいという気持ちが抑えられるでしょう。
ただ歩くだけでも腹筋はきたえられます。
運動不足を自覚している方は、1日20分でもいいので歩いてみましょう。
また、努めて階段を上り下りしても効果的ですよ。

おわりに

いかがでしたか?
今回は、顔の歪みの原因や矯正の仕方についてご紹介しました。
まとめると

  • 顔が左右非対称の人は多い。
  • 顔の非対称が大きくなると顔が歪んで見える。
  • 顔が歪むと見た人の違和感が大きくなる。
  • 体の片方にだけ負荷を大きくかけると顔が歪みやすい。
  • 体をまっすぐにするように心がけると歪みが矯正できる。

ということです。
足を組んだり、うつぶせで眠ったりしている人は多いでしょう。
短期間ならば問題ないかもしれません。
しかし、長期間同じ姿勢を取り続けることで、顔まで歪んでしまうのですね。
体をまっすぐにし続けるのは思っている以上に骨が折れます。気がつけば重心が偏っているかもしれません。
しかし、腹筋から太ももにかけての筋肉をきたえることで、体がまっすぐになりやすくなります。
一度顔が歪んでしまったらすぐには元に戻りません。
しかし、矯正を続けていけば、少しずつでも効果は現れます。
あきらめずに続けましょう。
歪みが矯正できれば、姿勢だってよくなります。