小じわの原因・対策方法

小じわが気になっている方必見! 小じわの原因・対策方法を徹底解説!

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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顔に小じわができると一気に老けて見られがちです。しわというとある程度の年齢にならないと出ないというイメージがありますが、小じわは比較的若い年代でもできることがあります。また、しわができる最大の原因は加齢ですが、努力次第でしわができにくくなったり一度できたしわを目立たなくしたりすることはできるのです。

そこで今回は、小じわができる原因や対策をご紹介しましょう。

小じわができる原因や対策方法を知っていれば、普段からしわができない生活を心がけることができます。小じわを予防したい方や、小じわを改善したい方はぜひこの記事を読んでみてくださいね。

小じわができるのはなぜ?

はじめに、小じわができる仕組みや原因・できやすい場所などを紹介します。意外なことが原因で小じわができることもあるのです。

1-1.しわができるメカニズム

しわは、代表的な老化現象の一つです。皮膚の表面には皮溝(ひこう)と呼ばれる細かい溝があり、皮溝と皮溝の間には皮丘(ひきゅう)という盛り上がりがあります。皮溝と皮丘が織りなす模様を皮紋(ひもん)というのです。

若い頃は、この皮紋がきめ細かいので肌も美しく、しわもできません。皮紋は年を取るにしたがって荒くなり、皮溝の深さも不均衡になります。そんな皮溝の一部がしわとなって肉眼で見えるようになるのです。加齢以外でも肌の乾燥などが原因で皮紋が荒くなり、しわができることもあります。

1-2.小じわと深いしわの違いとは?

しわには、小じわ・ちりめんじわ・表情じわ・深いしわなどの種類があります。このうち、小じわやちりめんじわなどは肌の表面的な層である表皮の機能が低下して起こるのです。

一方、表情じわや深いしわは表皮の奥にある真皮という部分の機能が低下することにより発生します。

1-3.小じわができやすい場所とは?

小じわは、表皮の劣化によってできますので、皮膚が薄いところほど目立ちやすくなります。顔の中で最も皮膚が薄い場所は、目元と口元です。しかも、表皮は常に外気にさらされていますので、生活環境によっては若い年代に方でも小じわができる場合があります。

1-4.小じわの影響

小じわができると、その部分だけメイクが落ちやすくなります。目の周りの化粧がひび割れるようになっているのを見て、小じわを認識したという方もいるでしょう。小じわが増えると目の周りのたるみやクマなどにもつながります。

小じわを放置していると老けて見られるだけでなく、肌の老化促進にもつながりケアが難しい深いしわができやすくもなるでしょう。

1-5.小じわができる原因は?

1-5-1.乾燥

小じわができやすくなる一番の原因は乾燥です。肌の水分が失われると皮膚はハリを失い若い年代でもしわができやすくなります。果物や野菜を放っておくと水分が抜けてしわしわになりますが、肌もそれと同じ現象が起こるのです。

1-5-2.筋肉の緊張

には表情筋と呼ばれる筋肉が複数あります。この筋肉に力を入れすぎていると、やがて皮膚にしわが刻まれてしまうのです。例えばギュッと眉をひそめたり目の周りに力を入れることが多かったりすると、しわができやすくなるでしょう。

現在は、パソコンやスマートフォンなどで目を酷使する方も多く、知らず知らずのうちに目の周りの筋肉に力を入れている方もたくさんいます。これが、目の周りにできる小じわの原因となるケースもあるのです。

1-5-3.紫外線

日光に含まれる紫外線や赤外線は肌を老化させます。中でも紫外線は肌の真皮層まで届いて老化を促進させるので、要注意です。戸外で仕事をする方はもちろんのこと、屋内でも窓の側で仕事をしている方は対策が必要になります。

1-5-4.生活習慣の乱れ

肌は、睡眠中に新陳代謝が活発になります。ですから、夜更かしをしていたり睡眠不足が続いたりしていると新陳代謝の力が低下して、肌が老化しやすくなるのです。また、食生活にも気を配りましょう。ビタミンやミネラルが不足すると肌荒れが起こりやすくなります。肌荒れは皮膚が傷ついている証です。肌荒れが長期間続けば、その分しわもできやすくなります。

小じわができやすい人の特徴

  • 戸外で活動することが多い
  • 乾燥肌
  • 眼精疲労を感じることが多い
  • 生活が乱れがち
  • 睡眠不足になることが多い
  • 好き嫌いが多い

このような方は、若い年代でも小じわができやすいでしょう。若いからといって無茶をせず、肌に優しい生活を心がける必要があります。

小じわの対策方法

この項では、できてしまった小じわの対策方法についてご紹介します。どうすれば小じわが目立たなくなるのでしょうか?

3-1.一度できた小じわは消せる?

しわの中でも小じわは、皮膚の表皮が劣化することによって起こります。表皮が劣化する一番の原因は乾燥です。ですから、真皮の劣化によってできた深いしわよりは改善がしやすいでしょう。完全に消すことはできなくても、ほとんど目立たないようにすることは可能です。

3-2.できてしまった小じわ対策

3-2-1.保湿

小じわ対策で一番大切なのは、保湿です。乳液や化粧水・保湿クリームなどで肌の潤いを逃がさないように心がけましょう。特に、空調の効いた部屋に長時間いる方は要注意です。空調から出てくる空気はとても乾燥しているので、肌だけでなく加湿器を使うなどして部屋全体も保湿できるならしておきましょう。体にとって最も理想的な湿度は40%~60%といわれています。

3-2-2.血行の改善

血行を良くすれば、その分新陳代謝も活発になります。ですから、優しくマッサージをするなどして血行の促進をはかりましょう。表情筋を使いすぎている場合も、マッサージをすればこわばった筋肉がほぐれます。また、温めるのも効果的です。眼精疲労を感じたら、目に力を入れるよりもホットアイマスクを利用してみましょう。眼精疲労が和らぐだけでなく血行も改善されて一石二鳥です。

3-2-3.紫外線に当たらない

小じわができてしまったら、できるだけ紫外線に当たらないように注意しましょう。日の光はしわを深くします。日焼け止めを塗るのはもちろんのこと、帽子や手袋などで皮膚補保護しましょう。

3-2-4.ビタミン類を取る

ビタミンCは肌のハリを保つコラーゲンを増加させる働きがあり、ビタミンB群は新陳代謝を活性化させる力があります。シワだけでなくたるみやシミといった肌トラブル全般に効果が期待できるのです。食品から摂取するのが一番ですが、サプリメントや健康食品などからも取ることができます。

3-2-5.美容整形外科を利用する

美容整形外科では、専用の器具を使って小じわのケアを行ってくれます。自分で小じわのケアをするよりも効果的です。現在は、皮膚を美しく整える美容皮膚科という診療科を併設している美容整形外科もあります。可能な限り肌の状態を美しくしたいという方におすすめです。

3-3.基礎化粧品の選び方

小じわ対策の基礎化粧品は、保湿力の高いものを選びましょう。小じわをケアする効果のある基礎化粧品もおすすめです。また、小じわはすぐに改善できるものではありません。年単位で使い続けられるものを選ぶのがおすすめです。

3-4.男性の小じわ対策

男性は女性よりもスキンケアに気を使っていない方が多いと思います。しかし、男性の皮膚も女性のものと変わりありません。小じわを防ぎたい方は、女性と同じ基礎化粧品を使うなどをしてケアをしましょう。日焼け止めを塗るだけでも効果が期待できます。

3-5.やってはいけないこと

小じわをごまかそうと皮膚を強く引っ張ると、皮膚を傷めてしまいます。また、指先に力を込めてマッサージするのも同様です。小じわができやすい場所はそれだけ皮膚が薄いので、指の重みで滑らすようにするくらいでちょうどよいでしょう。

小じわの予防対策

この項では、小じわの予防対策をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

4-1.紫外線対策を行う

紫外線は肌を真皮まで劣化させます。ですから、日焼け止めをはじめとする紫外線対策は1年中行いましょう。冬の紫外線も油断できません。

4-2.小じわができやすい場所の血行を促進させる

マッサージや温湿布・ホットタオルを当てるなどして、目の周りなど小じわができやすい場所の血行を促進させましょう。目の疲れも取れますのでおすすめです。

4-3.食生活や生活習慣を見直す

睡眠不足や栄養の偏りを自覚している方は、できるだけ改善を心がけましょう。1日30分でも早く布団に入るように心がけるだけでも違います。また、菓子パンやおにぎりだけで手早く食事をすませている人は、おひたしやヨーグルト・サラダなどを追加しましょう。サプリメントも有効ですが、サプリメントを飲んでいるからといって食生活を乱さないように心がけてください。

4-4.化粧品の選び方

化粧品は保湿力の高い物を選びましょう。値段よりも肌質にあっているかが大切です。高い化粧品を少しずつ使うより、お手ごろ価格の化粧品をたっぷり使ったほうが効果が出ることもあります。何種類か試してみてぴったりのものを見つけるのもよいでしょう。

4-5.やってはいけないこと

表情じわができるのが怖いからといって顔の表情をできるだけ動かさないでいると、今度はたるみが起こりやすくなります。表情を作る際は、力を入れず自然体で行うようにしましょう。また、パソコンのモニターなどを診る時につい目に力が入ってしまう場合は、メガネなどの使用を検討してください。

小じわが気になる方のよくある質問

Q.うっかり日焼けをしてしまいましたが、どうやってケアをすればよいでしょうか?
A.ビタミンCを積極的に取ってください。肌の受けたダメージを回復させてくれる効果が期待できます。また、日焼け後に痛みが出る場合は、できるだけ早く皮膚科を受診しましょう。

Q.毎日屋外に出ることが多いのですが、日焼け止めの他に何をしたらよいですか?
A.日傘や帽子をかぶって肌を直射日光にさらさないように心がけましょう。UVカットサングラスも効果的です。

Q.男性ですが、女性用の化粧品を使っても大丈夫でしょうか?
A はい、問題ありません。ただし、肌が弱い方はいきなり顔面に塗らず、手の甲などに少量塗って様子を見てください。

Q.子どもの内から日焼け対策をした方がよいでしょうか?
A.はい、最近は子ども用の日焼け止めも販売されていますので、そういった商品を使いましょう。

Q .お化粧を毎日しているとしわができやすいと聞きました。本当ですか?
A .お化粧をするのは問題ありませんが、落とし方に気を配りましょう。化粧を落とすクレンジングは肌の水分まで奪ってしまうので、化粧を落とした後は入念に保湿を行ってください。

まとめ

いかがでしたか? 今回は小じわができる原因や対策方法をご紹介しました。小じわは女性ならば誰でも気になりますし、可能な限り予防しておきたいものでしょう。化粧品やサプリメントにも効果が期待できますが、生活習慣や食生活を調えることも大切です。また、一朝一夕で改善しようとは思わず、コツコツと対策をして行きましょう。