おでこにしわができる原因

乾燥だけじゃない! おでこにしわができる原因とその対策法は?

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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おでこにできたしわが気になり、何とか消したいと思っていませんか?  おでこは顔の中でも目立つ部位で、しわができてしまうと顔の印象が一気に老けてしまいます。時間が経つにつれて深くくっきりとしたものになっていくこともあるため、早めにケアすることが大切です。

そこで今回は、おでこにできたしわの対策方法や予防方法をご紹介しましょう。

対策方法や予防方法が分かれば、おでこに深いしわが刻まれてしまう前に対処できます。おでこにできたしわが気になるという方や、おでこにしわができるのを防ぎたいという方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

しわの基礎知識

おでこにできたしわの対処法をご紹介する前に、しわ全般について大まかにご説明します。なぜ、しわはできるのでしょうか?

1-1.しわができるメカニズム

私たちの皮膚は、水分やコラーゲンといった物質を内部に蓄えてハリや弾力・柔らかさを維持しています。しかし、年を取るにつれて、保水力やコラーゲンなどの物質を蓄えておく能力が低下していくのです。すると、皮膚はハリや弾力を失ってしわができます。

野菜や果物を乾燥した場所に置いておくと表面が乾いてしわしわになりますが、人の皮膚でもそれと同じ現象が起こっているのです。

なお、若い年代の方でも肌が過剰に乾燥した状態が長く続いたりするとしわができることもあります。

1-2.乾燥以外でしわができる原因

1-2-1.紫外線

紫外線は乾燥と並んで肌を老化させる原因の一つです。屋外で長時間活動する方はなどはしわができやすいでしょう。

1-2-2.睡眠不足や食生活

肌は一定の周期で睡眠中に生まれ変わります。ですから、睡眠不足が続いていたり十分な栄養素が取れていなかったりすると、しわができやすいのです。

1-2-3.脂肪や筋肉の衰え

加齢によって顔の筋肉や脂肪が衰えてくると、内側から皮膚を支えるものがなくなってたるみやしわが生まれます。おでこは脂肪がつきにくい場所ですが、頬やあごの肉がたるむとおでこの皮膚も引っ張られてたるむケースもあるのです。

1-3.深いしわと細かいしわの違い

しわには、ほうれい線のような深くくっきりとしたしわと、目元にできる小じわやちりめじわのように細かいしわがあります。細かいしわは、皮膚の一番外側にある表皮の水分が失われたことによって発生するのです。ですから、保湿をすれば目立たなくなる可能性があります。

一方、深いしわは表皮の内側にある真皮という部分に蓄えられれているコラーゲンが減少したり劣化したりすることによっておこるのです。深いしわは一度できてしまうとなかなか回復が難しく、根気強いケアが必要になります。

おでこにしわができる原因とは?

この項では、おでこにしわができる原因やしわができやすい人の特徴をご紹介します。いったい何が原因でおでこにしわがよってしまうのでしょうか?

2-1.乾燥や紫外線

前述したように乾燥や紫外線は皮膚を老化させ、保水力を低下させたりコラーゲンを衰えさせたりします。ですから、乾燥した場所や屋外で長時間過ごす方は要注意です。

2-2.頭皮の衰え

頭皮と顔の皮膚はつながっています。顔の皮膚は毎日化粧水や乳液でケアしても、頭皮を入念にケアするという方は少ないでしょう。頭皮も顔の皮膚と同じように、常に外気にさらされて衰えやすい場所です。頭皮が固くなったり加齢によってハリをうしなって垂れ下がったりすると、おでこの皮膚が影響を受けてしわができやすくなるでしょう。

2-3.まぶたのたるみ

まぶたの皮膚は顔の皮膚の中でも薄いので、衰え場所です。まぶたの皮膚が衰えて垂れ下がってしまうと、目があきにくくなります。目の周りにある筋肉に力を入れて目を開けようとすると、おでこにしわができやすくなるのです。

2-4.同じ表情をし続けたため

眉をひそめたり、顔をしかめたりする表情をし続けていると、やがて眉間のしわが消えなくなります。このようなしわを形状記憶のしわというのです。しかめつらをしなくても、しょっちゅう目を見開き続けていたり逆に目を細め続けたりしていると、おでこにしわができやすくなるでしょう。

2-5.おでこのしわを放置しているとどうなる?

おでこのしわをほうちしていると、どんどんしわが深くなっていきます。すると、素人のケアでは改善が難しくなり、より老けた印象を与えやすくなるでしょう。

2-6.おでこにしわができやすい人の特徴

  • 屋外や乾燥した場所に長時間すごしている
  • 意識して目を見開いたり細めたりしている時間が長い
  • 抜け毛が増えてきた
  • まぶたがたるんできたという自覚がある

このような方は、早急におでこの皮膚をケアしましょう。

おでこのしわ対策

この項では、おでこのしわ対策をご紹介します。どうすればおでこのしわは改善するのでしょうか?

3-1.おでこのしわ対策は早さが大切

おでこのしわは時間がたつほどに深くなります。ですから、おでこのしわに気がついたその日から対策を始めましょう。まだうっすらとしたしわのうちに対策をすれば、改善しやすいでしょう。

3-2.保湿や紫外線対策

しわケアの基本は、保湿と紫外線対策です。外出する際は、日焼けどめを必ず塗りましょう。保湿効果のある化粧品もしわが気になる場所にたっぷりと使うと効果的です。

3-3.マッサージ

うっすらとしたしわならば、マッサージが効果的です。眉毛の上に人差し指と中指をおいて、こめかみ方面へ滑らすように移動させましょう。そのままこめかみ部分を指の腹でマッサージするとさらに効果的ですこの際、力を入れないように注意してください。

3-4.まぶたの筋肉を鍛える

まぶたの筋肉を鍛えると、目まわりのたるみを解消する効果が期待できます。左右のこめかみを両手の平で押さえておでこの皮膚が動かないように固定し、目を大きく見開く・閉じるをくり返してください。目をぎゅっとつぶってパッと開くのも効果的です。

3-5.頭皮のケアをする

髪の毛を洗う際、指の腹で頭皮全体を優しくマッサージしましょう。頭皮の血行がよくなれば、頭皮のたるみなども改善されやすくなります。自分ではうまくできないという場合は、美容院でヘッドスパやヘッドマッサージを受けてもよいでしょう。

3-6.美容整形外科を利用する

深いしわをできるだけ早くケアしたいという場合は、美容整形外科を利用する方法があります。今は、ボトックスやヒアルロン酸を注射することでおでこのしわを消すプチ整形を行っている病院も多いですよ。手術ではありませんので、体に負担もかかりにくく、施術時間も短くてすみます。ただし、時間が経てば再びしわが出てきますので、定期的に施術を受け続けることが必要です。
費用は、自由診療で一回当たり数万円~十数万円が相場になります。

3-7.男性の場合

男性の場合も、女性のケアと変わりありません。薄毛が気になる方は、頭皮マッサージを入念に行うとより効果的です。最近は男性も美容整形外科を利用する方が増えてきていますので、気になる方はカウンセリングを受けてみてもよいでしょう。

3-8.生活習慣などの改善

ビタミンCは肌の中にあるコラーゲンの回復を助ける効果が期待できます。ですから、ビタミンCが多く含まれた食品やサプリメントを積極的に摂取してみましょう。
また、睡眠も大切です。寝不足の自覚がある方は、夜12時を目標に布団に入る努力をしてみてください。

おでこのしわを予防する方法

この項では、おでこのしわを予防する方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

4-1.保湿力が高くUVカット効果のある化粧品を利用する

おでこにつける化粧品は保湿力が高く、UVカット効果の強いものを選びましょう。おでこは汗をかきやすい場所なので、日に何回か化粧直しをするとよいですね。クリームなどを塗る場合は、力任せに塗りこんだりしないように注意しましょう。

4-2.目の周りのケアを入念に行う

目の周りもしわ予防をはじめとしたケアを入念に行いましょう。お化粧を落とす場合も、力任せにこすり落とさないようにしてください。まぶたのたるみを防げれば、おでこのしわもできにくくなります。

4-3.長時間スマートフォンを見続けない

長時間スマートフォンを見続けると、目が疲れてきます。すると目の周りにある筋肉に余計な力がかかり、おでこにしわが寄りやすくなるのです。本やパソコンでも同じことが言えますが、いつでもどこでも長時間見続けられるスマートフォンは特に注意が必要になります。

4-4.意識してビタミンを摂取する

前述したようにビタミンCは、美しい肌を作る効果が期待できます。積極的にビタミンを摂取しましょう。サプリメントでもよいのですが、やはり食品からとったほうがより効果的です。

おでこのしわに関するよくある質問

Q.うっかり日焼けしてしまった後のケアはどうすればよいでしょうか?
A.ビタミンCを多めに摂取し、ビタミンCが配合された高保湿の美白クリームを使ってケアをしてください。

Q.深いしわを完全に消すのは難しいのでしょうか?
A.しわが一度深く刻まれてしまうと、完全に消すことは素人ではほぼ不可能です。ですから、早めの対処が大切になります。

Q.プチ整形の副作用はありませんか?
A.今のところ深刻な副作用は報告されていませんが、気になることがある場合は医師に相談してください。

Q.頭皮のマッサージは長時間行ったほうが効果的ですか?
A.10分くらいでも効果が期待できます。あまり入念に行いすぎても頭皮を傷めてしまうので気を付けましょう。

Q.おでこのしわは何歳くらいからできやすいのですか?
A.早い人では30代半ばくらいから目立ち始めます。気が付いた時点でケアを開始しましょう。

まとめ

いかがでしたか? 今回は、おでこにしわができる原因やその対処法・予防方法をご紹介しました。しわは老化現象の一種ですから、年を取ればとうしてもできてしまいます。しかし、努力次第ではしわをうすくしたり目立たなくしたりすることができるのです。マッサージやトレーニングは毎日5分もあればできるので、ぜひ実践してみましょう。