足組みが招く体調不良や肥満の原因

体調不良や肥満の原因にも!足組みをする癖が招く悪影響とは?

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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デスクワークをしている方に多いのは、足を組む姿勢です。癖になっている方がほとんどで、体のバランスが崩れそうだと気づくと止めますが、いつの間にかまた足組みしていたという経験をされた方も多いと思います。カフェでお茶を飲んでリラックスしているとき、クリニックでの待ち時間、テレビを観ているとき、何気ない時間の多くは足を組みながら過ごしていることでしょう。足組みが癖になっている方は、楽だからという意見が多くあります。しかし、足組みは全身に悪影響を及ぼす恐れもある仕草なんです。

止めようと思ってもなかなか止められない足組み。体にもたらす悪影響や癖の直し方など、詳しくご紹介します。健康のためにも、ぜひ参考にしてみてください。

01. なぜ足組みをしてしまうのか?

知らず知らずにやってしまう足組み。癖になってしまうと、楽な姿勢で止められなくなってしまいますよね。特に、何かに集中していると長時間足組みしたまま過ごすこともあるでしょう。足組みをしてしまう原因をご紹介します。

1-1.落ち着く

足組みが癖になっている方の意見のほとんどは、「落ち着く」と答えています。明確な理由はなく、精神的に楽な姿勢であるからだといえるでしょう。落ち着くのは、その姿勢が安定していると感じているからです。不安定な姿勢は、精神的な不安定さも招きます。足を組むことで、精神的な安定を図り、体のバランスを保(たも)っているからこそ落ち着きを感じているのです。

1-2.重心を置く

人間の体は左右対称ではありません。右と左では違う動作をすることがほとんど。体の重心をどちらかに置き、片方を自由に使えるように意図的にしているのです。人によってどちらに重心を置くかはさまざま。利き腕・利き足によっても異なります。業務内容や精神的・肉体的に受けるストレスの受け方によっても変わるんです。

1-3.安定感を求めている

人間の体は敏感で、片方に重心を置くと接地している部分が少なくなり、不安定さを感じてしまいます。右足に重心を置くと左足が不安定になり、 接地面を求めて足組みするようになるのです。安定感を求める中で、自然と足組みでバランスと体の安定感を得ようとしている行動だといえるでしょう。