重いものを持つ際に腰痛にならない方法

日常生活の腰痛対策! 重いものを持つ際に腰痛にならない方法

腰痛に悩んでいる人の多くは“重いものを持つ”という行動に不安や心配をかかえています。腰痛に負担をかけないように生活するために、重いものが持てないという方も多いのではないでしょうか?実は、腰痛に悩んでいても工夫と注意をしっかりすれば、腰への影響を最小限に抑えて重いものを運ぶことができるのです。

腰痛に悩んでいる人のために、重いものを持つ際に腰痛にならない方法についてご紹介しましょう。

重いものを持つことでなる腰痛とは?

1-1. 持病が原因になることも

重いものを持つこことで腰に負担をかけてしまうのは腰痛の原因になります。

しかし、通常は重いものを持っただけでは腰痛になることはありません。

重いものを持つことで腰痛になってしまう理由は、腰椎や椎間板に何かしらの異常がある場合がほとんどです。

例えば、慢性腰痛や椎間板ヘルニアなどの持病を持っている場合には、“重いものを持つことを避ける”“持ち方を工夫する”などの方法で回避することができます。

1-2. 急性腰痛には要注意!

急性腰痛は、いわゆる“ぎっくり腰”です。

これは重いものを持ち上げることを原因とした腰の捻挫で、急激な強い痛みによって“その場で動けなくなってしまう”“痛みで歩くことも困難になる”など日常生活に大きな影響のある症状が現れます。

一般的な症状であれば2~3日間安静にしていれば症状は改善するのですが、急性腰痛は癖になりやすい特徴あるので注意が必要です。

急性腰痛は腰に持病がある場合に現れやすい症状ですが、日常生活で少しだけ気を使うだけでも予防することができます。

1-3. 腰痛になりやすい行動とは?

“中腰から立ち上がる”“腰をひねる”などの行動は腰痛になりやすい行動です。

腰痛ではさらに“負荷”も大きな原因になり、“負荷のかかった状態で中腰から立ち上がる”“負荷のかかった状態で腰をひねる”などの行動は非常に腰痛になりやすい行動です。

このことを考えると“重いものを持つ”“重いものを運ぶ”などは腰痛になりやすい行動といえるでしょう。

腰痛の持病やぎっくり腰の経験があるという場合には、注意してものを持ち運びするよう意識することが必要です。

上手な荷物の持ち方とは?

2-1. 腰に負担のかかる持ち方とは?

腰痛を予防するためにも、腰に負担の掛かってしまう持ち方を知ることは大切です。

腰に負担の掛かってしまう持ち方と、その原因についてご紹介します。

急に重いものを持ち上げる

急に重いものを持ち上げることは腰に負担がかかります。

重い荷物を持ち上げる場合には勢いよく持ち上げてしまいますが、これは非常に腰に負担の掛かる持ち方といえるでしょう。

中腰のまま荷物を運ぶ

特に重いものを運ぶ際に中腰になって運んでしまうというのはよくあることですが、これは非常に腰に負担がかかります。

同じ重さのものを通常の体制で運ぶよりも数倍の負担が腰にかかるため、中腰で重い荷物の持ち運びは避けるようにしましょう。

2-2. 腰に負担のかからない持ち方とは?

重い荷物を運ぶ際には、腰に負担の掛からない方法を実践することで腰痛を予防できます。

それでは、腰に負担の掛からない持ち方とはどのようなものなのでしょうか?

荷物を体に近づける

重いものは体に密着させることで重たさを感じることなく持つことができます。

これは荷物を体に近づけることで重心が安定し、腰への負担も大きく軽減するので重い荷物は体に密着させましょう。

持ち上げる際には足元から

重い荷物を持ち上げる際には、腰で持ち上げるよりも足元から持ち上げるイメージが大切です。

重い荷物は膝を使うことを意識して持ち上げることで、腰の負担を軽減することができます。

このような方法で持ち上げることは腰の負担を和らげることができますが、慢性腰痛や椎間板ヘルニアなどの持病がある場合には、できる限り重い荷物を持たないというのが基本的な対策です。

必要に迫られて重い荷物を持つ場合には、紹介した方法を参考に腰の負担を減らした方法を実践してみましょう。

2-3. 上手に荷物を持ち運ぶ

上手に荷物を持ち運ぶためには道具を使うというのも一つの方法です。

重いものを持ち運ぶ際に便利な道具と上手な使い方についてご紹介しましょう。

キャリーケース

車輪の付いたバッグであるキャリーケースは、荷物を持ち上げることなく運べます。

キャリーケースを選ぶポイントは“大きな車輪”のものを選ぶことが大切です。

大きな車輪であれば、重い荷物でも小さい力で運ぶことが可能であることに加えて、レンガ舗装や石畳などの悪路でも安定して運搬できます。

リュックサック

重い荷物は体に近づけることで負担を軽減することができます。

同じ重さの手荷物とリュックサックでは、リュックサックの方が越しての負担は少ない特長があります。

重い荷物はリュックサック、使う頻度の高いものは手荷物、またはウエストポーチなどカバンを2つに分けることも効果的です。

それでも腰痛になってしまったら?

3-1. 腰痛対策と改善策

万全の備えで暮らしていても腰痛を完全に防ぐことはできません。

そこで、腰痛の対策と改善策についてご紹介しましょう。

腰痛対策:保温と冷却どちらが効果的?

腰痛には保温と冷却の二つの改善方法があり、一般的には“慢性腰痛には温湿布”“急性腰痛には冷湿布”を使用します。

どちらも腰痛改善の効果に関しては同様なのですが、急性腰痛(ぎっくり腰)の場合には炎症の際に腰が熱をもつこともあるので温湿布では逆効果になる可能性もあります。

また、腰冷えによって血流が悪くなっている場合に冷湿布を使用してしまうと、腰痛が悪化してしまう可能性もあるので注意が必要です。

腰痛は原因によって使用する湿布も変るので、整骨院で診断を受け腰痛の原因を特定ましょう。

腰痛改善:腰痛は整骨院で治す

腰痛は自然治癒力だけで回復するのが難しい症状です。

特に慢性腰痛は確りとした治療を行なわなければなりません。

腰痛があり重いものを持つことに抵抗を感じているという場合には、整骨院に通うことも検討してみるのも良いでしょう。

まとめ

重い荷物の持ち方についてまとめてみましょう。

重い荷物を持つときのポイント

  • 中腰で重い荷物を運ぶことは腰痛の危険性を高める
  • 重心に近い場所でゆっくりと持ち上げる

重いものを持つ場合には、中腰などの姿勢を避け腰に負担の掛からないように持ち上げることが大切です。

重い荷物を持つことで腰痛が悪化してしまう可能性がある場合には、自分の判断で諦めるというのも大切な心がけといえるでしょう。

重い荷物を上手に運ぶポイント

  • タイヤの大きなキャリーケースを使う
  • リュックサックやウエストポーチなど荷物を分ける

腰痛に負担のかからない道具を使うというのも腰痛対策には効果があります。

腰痛に不安があるという場合には、上記のようなケースやバッグなど使用してみましょう。

椎間板ヘルニアなどの慢性腰痛は自然治癒では改善の難しい症状です。

重い荷物を持つ際に気をつけることも大切ですが、整骨院を利用して改善することも腰痛対策には必要ということを覚えておきましょう。