動悸や息切れの原因や対処方法を解説!病院を受診する目安は?

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

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十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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動悸や息切れは、多くの人が感じたことのある体の不調です。特に、年を取ってくるとちょっとしたことで動悸や息切れがするようになる人もいます。その一方で、深刻な病気の症状として、動悸や息切れが現れることもあるでしょう。また、「病気ではないが、動悸や息切れを頻繁に感じるので、対処法を探している」という人もいると思います。

そこで、今回は動悸や息切れが起こる原因や対処方法等を解説しましょう。

  1. 動悸・息切れが起こる原因
  2. 動悸や息切れの対処方法
  3. 日常生活でできる動悸・息切れの予防方法
  4. 生漢煎 苓桂朮甘湯で動悸・息切れの改善を

この記事を読めば、病院へ行く目安などもよく分かります。動悸や息切れに悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね。

01. 1.動悸・息切れが起こる原因

はじめに、動悸や息切れが起こる原因を紹介します。

1-1.緊張や興奮

緊張したり興奮したりすると動悸がしたり、呼吸が早くなったりします。人によっては、息苦しさを感じることもあるでしょう。これは、自律神経の働きによるもので心配はいりません。興奮や緊張がしずまれば動悸も治まるでしょう。ただし、以前に比べるとちょっとしたことで緊張したり興奮したりしやすくなり、動悸や息切れを頻繁にするようになったという場合は、病院を受診してください。

1-2.カフェインやアルコールの取り過ぎ

カフェインやアルコールには、自律神経を刺激して脈拍を早める効果があります。そのため、摂取しすぎると動悸が起こりやすくなるでしょう。今は、カフェインが多めに入った飲料もたくさん販売されています。それらを飲んだ後で動悸がする場合は、摂取を控えましょう。お酒も同様です。

1-3.自律神経の乱れ

強いストレスを常時受け続けていたり、睡眠不足が続いたりすると自律神経が乱れ、何もしていないのに動悸や息切れが起きる場合があります。この状態を放置しておくと、不眠や抑うつ状態などほかの症状が出てくることもあるでしょう。
また、更年期障害が起こっても自律神経が乱れ、動悸や息切れが症状として現れることもあります。更年期障害は女性特有の症状と言われてきましたが、現在は男性でも更年期障害が起こるという認識が広まっているのです。

1-4.加齢や運動不足

年を取ると、若い頃には何でもなかった動きでも動悸や息切れが起こるようになります。また、30代、40代でも運動不足だと、20代の頃より動悸や息切れが起こりやすくなるでしょう。

1-5.病気

不整脈・心筋梗塞・狭心症・貧血・バセドウ病などを発症すると、動悸や息切れが症状として現れます。人によっては動悸と息苦しさを同時に感じることもあるでしょう。安静にしていても動悸や息切れが頻繁に起こる場合は、病気の可能性があるので、できるだけ早く病院を受診することが大切です。かかりつけ医がある場合は、まずそこで相談をしてください。必要ならば、専門の診療科への紹介状を書いてくれます。

1-6.薬の副作用

薬によっては、動悸や息切れが副作用として現れることもあります。このような副作用がある薬が処方される場合は、必ず医師や薬剤師から説明があるので、しっかりと聞いておくことが大切です。