ランナー膝の症状とランニング初心者が知っておくべき4つのポイント

ランナー膝ってどんな症状? ランニング初心者が知っておくべき4つのポイント

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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数年前から続くランニングブームによって、ランニングは今やライフスタイルの一つとして定着しつつあります。しかし、ランニング人口の増加に伴い、『ランナー膝』と呼ばれるスポーツ障害に悩む人も増えているのです。そこで、この記事では、ランナー膝の原因から対処法や予防方法まで、丁寧に解説していきます。

01. ランナー膝ってどんな症状?

ランナー膝とは、ランニングが原因で起こるスポーツ障害の総称です。ここでは代表的な障害とその症状を見ていきましょう。

1-1.腸脛靱帯炎(ちょうけいじんたいえん)

第一に、ランナー膝の中でも特に多いスポーツ障害が腸脛靱帯炎ちょうけいじんたいえん)です。腸脛靱帯炎ちょうけいじんたいえん)とは、太ももを覆っている腸脛靭帯ちょうけいじんたい)が炎症を起こした状態のことを言います。主な症状はランニング時における膝外側の痛みです。一般的にランナー膝と言ったら腸脛靱帯炎ちょうけいじんたいえん)を指すくらい多くのランナーがこの障害に悩まされています。

1-2.鵞足炎(がそくえん)

第二に、鵞足炎(がそくえん)もランナーに多いスポーツ障害の一つです。鵞足炎(がそくえん)とは、膝(しつ)関節の内側に集まっている筋肉に炎症が起こる障害のことを言います。主な症状は、膝の内側から股下にかけての痛みです。また、膝を屈伸した際にコリコリとした違和感があります。

1-3.膝蓋腱炎(しつがいじんたいえん)

第三に、膝蓋腱炎(しつがいじんたいえん)もまたランニングによって起こりやすいスポーツ障害です。膝蓋腱炎(しつがいじんたいえん)とは、太もも前面の筋肉に負担がかかることによって膝の皿部分に炎症が起こる障害のことを言います。主な症状は膝の皿からすねにかけての痛みです。バレーボールやバスケットボールなど、ジャンプを繰り返すスポーツでも多く発生することから、ジャンパー膝とも呼ばれています。