坐骨神経痛の予防のために知っておくべきこと

坐骨神経痛の症状はどんなもの? 予防のために知っておくべき4つのこと

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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坐骨神経痛と言うと、「中高年に多い症状」というイメージを持っている方が多いかと思います。しかし、近年、パソコンを使ったデスクワークが一般化したことによって、若い人にも増えているのです。そこで、この記事では、坐骨神経痛の症状や予防方法などを紹介します。この記事を読むことで、坐骨神経痛のつらい症状から解放され、快適な生活を送ることができるでしょう。

01. 坐骨神経痛について理解しよう!

1-1.坐骨神経痛とは?

坐骨神経痛とは、何らかの原因によって坐骨神経が圧迫されたり刺激されたりすることで起こる症状のことを言います。主な症状は、お尻や太もも・すね・ふくらはぎ・足にかけての鋭い痛みやしびれ・麻痺(まひ)などです。人それぞれ症状や範囲が異なるため、発見が遅れやすく、重症化して生活に支障をきたすこともあります。

1-2.坐骨神経はどこにある?

坐骨神経痛という言葉は知っていても、具体的に坐骨神経がどこにあるかを知っている方は少ないのではないでしょうか? 坐骨神経とは、腰のあたりから爪先まで伸びている末梢神経のことです。坐骨神経は皮膚に近い位置を通っており、外部からの圧迫や刺激による影響を受けやすくなっています。

1-3.坐骨神経痛になるとどんな影響が現れるのか?

坐骨神経痛をそのまま放置すると、体に様々な影響が現れます。具体的にどのようなことが起こるのか詳しく見ていきましょう。

1-3-1.歩くことが困難になる

坐骨神経痛を放っておくと、しびれや痛みが重症化し、歩くことすら困難となります。

1-3-4.しびれや運動障害が起こる

坐骨神経の中には知覚・運動・自律といった2種類の神経が走っており、これらの神経が圧迫されることで、しびれや知覚障害・思い通りに足を動かせないなどの運動障害が起こります。

1-3-3.膀胱(ぼうこう)直腸障害が現れることも

坐骨神経は膀胱(ぼうこう)や直腸などの排尿や排便の機能を支配しているため、重度の坐骨神経痛になると尿失禁や排尿困難・便秘などの膀胱(ぼうこう)直腸障害が起こることもあります。このような症状が現れた場合には外科的な処置が必要です。