スポーツ中の捻挫予防のポイント

スポーツ中の捻挫に注意! 予防のために知っておきたい3つのポイント

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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捻挫は、スポーツによる怪我の中でも特に多い傷害です。骨折など、他の怪我に比べて軽視されがちですが、捻挫を甘く見ていると後々の生活に多大な影響をもたらします。そこで、この記事では、捻挫を未然に防ぐための注意点を紹介しましょう。捻挫の予防方法を正しく理解し、安全にスポーツを楽しんでください。

01. 捻挫にはどのような症状があるのか?

捻挫とは関節の靭帯や腱・軟骨が傷つく怪我のことで、痛み・腫れ・内出血などの症状があります。スポーツ中のアクシデントや日常生活での転倒・階段の踏み外しなどによって、関節に可動域以上の運動が生じることが主な原因です。損傷の程度によって3段階に分類されています。

1-1.1度(軽度の捻挫)

1度は、靭帯の1部が瞬間的に伸ばされたのみで、痛みや腫れが軽い状態です。靭帯の断裂はなく、いわゆる「軽くひねった程度」という状態で、早ければ当日中、長くても数日で痛みが軽くなります。

1-2.2度(中度の捻挫)

2度は、靭帯が部分的に切れている状態のことです。関節に腫れが出て、動かす際に激しい痛みを伴います。完治までに2〜2週間かかるのが一般的です。

1-3.3度(重度の捻挫)

3度は、靭帯が完全に切れてしまった状態で、場合によっては手術が必要となります。激しい痛みや腫れを伴い、関節の曲げ伸ばしができなくなることも珍しくありません。程度によっては、完治までに1ヶ月以上かかることもあります。