悪い姿勢を改善するストレッチ

姿勢が悪い人、必見! 悪い姿勢を改善するストレッチ

体は長年使うことで自分なりの姿勢ができてきます。その中で、自分にとって楽な姿勢を取るようになるのです。しかし、楽な姿勢が自分にとってよい姿勢とは限りません。楽な姿勢は体によって悪い影響を与える可能性があります。

この記事では悪い姿勢と改善方法についてまとめてみました。

悪い姿勢3パターン

悪い姿勢にもパターンがあり大きく分けて3つ存在します。この項目では、3つそれぞれの特徴をご紹介しましょう。

1-1.猫背

悪い姿勢と聞いて一番浮かびやすい姿勢です。背中が丸く見えて頭と腹が前に着き出しているのが特徴。見た目が悪いと言われたときは猫背である可能性が高いです。

1-2.腰が突き出ている

お腹(なか)だけが前に出ているのは腰が付き出している姿勢。猫背と違い、背中の丸みがなくてお腹(なか)の出っぱりが特徴となります。腰が反り返っているため実際に太っていなくても太っているように見えてしまう姿勢です。太っていなくても「少し太った?」と言われるようになれば腰が突き出している可能性があります。

1-3.胸が突き出ている

「胸を張る」という言葉のように、胸が前方に突き出ているのはよい姿勢だと思われがち。しかし、胸が前方に突き出ているのは正しい姿勢ではありません。胸だけが前方に突き出ていると背骨が前方に曲がっている状態となります。胸を張った姿勢はきれいな姿勢の1つ。しかし、「胸を張る≠背筋を伸ばす」にならないことは知っておきましょう。

悪い姿勢による影響

2-1.体が疲れやすくなる

姿勢が悪いと体の筋肉に不必要な力を強いることになります。そのため、筋肉疲労が多くなり硬くなってしまうのです。硬くなった筋肉をかばうような生活が続くと体全体が歪(ゆが)んでいきます。

2-2.見た目が悪くなる

悪い姿勢は通常の姿勢と異なり見た目が悪いです。特に、猫背の人は見た目が悪いと言われることが多い姿勢の代表格。アゴが前に出ている人と腰でしっかり歩いている人を比べると一目瞭然。悪い姿勢は見た目に大きな違いを生みます。

2-3.肩こりや頭痛が激しくなる

悪い姿勢は一部の筋肉だけ使っている状態。そのため、負担が掛かっている部分からコリや痛みが発生するようになります。特に、姿勢が悪い人は肩こりや頭痛がひどくなる傾向があるのです。さらに、筋肉が緊張状態となっている場合は、ベッドに入っても寝付くことができません。睡眠できなくなると疲労も溜(た)まる一方なので注意しましょう。

2-4.下半身のむくみ

姿勢が悪いと血行が悪くなります。特に、姿勢が悪い人は腰あたりの筋肉や骨格が曲がっているため下半身の血行は極端に悪くなるのです。その結果、下半身がむくみやすくなります。また、むくみだけでなく下半身だけ太っていく傾向が強いです。

2-5.体内の老廃物循環の低下

悪い姿勢が長時間続くとリンパ節などに影響を与えます。その結果、体内循環が悪くなってしまうのです。体内循環が悪くなると老廃物を体外へ効率よく排出できなくなります。そのため、肥満や冷え症などさまざまな悪影響を引き起こすのです。悪い姿勢をそのままにしていると首にある大事な神経にも負担を掛けます。ひどくなると手のしびれや胃もたれ・便秘・脳梗塞などの影響が出てくるのです。

正しい姿勢とは

3-1.立ったときの姿勢

一般的によい姿勢とされているのは脚から頭までが1つの線で結べる状態。具体的には横から見たときに耳・肩・胸の中央・股関節・膝・くるぶしが一直線上にある状態を言います。背中は自然とカーブしてお尻が締まっていることがポイントです。

3-2.座ったときの姿勢

座るときの正しい姿勢があります。
イスに浅く座り、膝を直角に曲げて足裏全体を床に着けてみましょう。背筋を伸ばしてアゴは引きます。さらに、背筋を曲げない程度に胸を張りましょう。コツとしては骨盤を立てて座るようにします。無理に背筋を伸ばすと逆効果。下腹部に力を入れて座るのがポイントです。

姿勢改善に効果的なストレッチ

姿勢を直すには整体に通ったり器具を使ったりするのが効果的。しかし、自分でストレッチなどを並行して行えば効果は倍増します。この項目では姿勢改善に効果的なストレッチをご紹介。

4-1.肩甲骨を動かすストレッチ

姿勢が悪い人の大多数は肩甲骨に大きな負担を掛けています。この肩甲骨を伸ばしてやることが姿勢改善のポイント。肩甲骨とは肩にある大型の骨です。

まず、腰を反(そ)らないように背筋を伸ばしてイスに座ります。このとき、肩に力が入らないようにしましょう。次に手を天井へ上げてゆっくりと肘を降ろしていきます。このとき、肩甲骨を近づけることを意識しながら肘を降ろしていきましょう。

肩甲骨を合わせたら次は広げていきます。両腕を体の前方に伸ばすようにしましょう。さきほど引っ付けた肩甲骨をはがすようなイメージで腕を前方に伸ばします。

このストレッチを行うとき、正しい姿勢を保つようにしましょう。猫背や悪い姿勢となっている場合は姿勢をキープするだけでも疲れます。

4-2.お尻歩きをして骨盤矯正

まず、長座の状態になりましょう。座って脚を伸ばす状態です。長座になったらお尻を引きずりながら後方へと歩きましょう。お尻歩きは骨盤の歪(ゆが)みを解消してくれます。また、有酸素運動となるのでダイエット効果も見込めるのです。

4-3.股関節のストレッチ

股関節のストレッチで腰の歪(ゆが)みを取りましょう。まず、膝をそろえて座り手を後ろに付きます。次に、膝とかかとを付けたまま左右に両膝を振りましょう。以上の動作を3回ずつ繰り返します。人の体はイスに座ることを前提とした作りではありません。そのため、デスクワークの人は腰に大きな負担を掛けています。腰に違和感がある人は姿勢も悪くなっていることが多いです。ぜひ、股関節ストレッチを寝る前のちょっとした時間で行いましょう。

生活習慣を変えて姿勢をよくする

悪い姿勢は生活習慣を見直すことで改善することができます。たとえば、片方の手だけでバッグを持っていると重心が傾いて体の歪(ゆが)みにつながるのです。体の歪(ゆが)みは悪い姿勢にもつながるため注意しましょう。

また、脚を組んだり首を前方に出したりするだけで体は歪(ゆが)んでいきます。姿勢へ悪影響の行動も自分で意識するだけで改善されていくのです。姿勢がよくなると血液循環が改善されて肩こり・腰痛などが軽減されます。また、基礎代謝が上がるため太りづらい体質にすることができるのです。

まとめ

いかがでしたか? この記事では悪い姿勢と改善方法に関する情報に関してまとめてきました。最後に、姿勢について大事な情報をまとめておきましょう。

  • 悪い姿勢には3パターンある。
  • 姿勢が悪いと肩こりなどの悪影響が出てくる。
  • 正しい姿勢を意識すれば自然と改善されていく。
  • 整体だけでなく自分でストレッチをする。
  • 生活習慣を意識して姿勢を改善していく。

姿勢が悪いと体への悪影響だけでなく見た目も悪くなってしまいます。見た目・体調改善を目指して自分でできるストレッチを生活の中に取り入れていきましょう。