汗をかく効果

汗をかく効果には何がある? いい汗・悪い汗の違いも詳しく解説!

「汗をかくとどんな効果があるのだろう」「いい汗と悪い汗は、何が違うのか知りたい」とお考えですか? 昔から汗をかくと体にいいと言われてきたものの、体温調節以外にどんな効果があるのかよく知らないこともあるでしょう。せっかくなら、体のためにもいい汗を効率よくかきたいですよね。

そこで今回は、汗をかく効果について詳しく解説します。

  1. 人が汗をかく理由は?
  2. 運動で汗をかくことの効果やメリットは?
  3. いい汗と悪い汗の違いは?
  4. 汗をかく効果に関するよくある質問

この記事を読むことで、いい汗を効率よくかく方法やコツがよく分かります。健康のために気持ちよく汗をかきたい人は、記事を読んでみてください。

1.人が汗をかく理由は?

最初に、人はなぜ汗をかくのか主な理由や必要性を見ていきましょう。

1-1.汗をかくメカニズム

汗をかくメカニズムは、以下のとおりです。

  1. 気温の上昇や運動などで体温が上がる
  2. 脳の視床下部が汗を出すように指示を出す
  3. 汗腺が開いて汗をかき、気化熱によって体の表面から放熱し体温が下がる

また、緊張や興奮によっても、手のひらや足の裏などに汗が出ることがあります。いずれにしても、自分の意思でコントロールできるものではありません。

1-2.汗は必要不可欠なもの

汗は、私たちが生命活動を続けていく上で必要不可欠なものです。もしも汗をかくことができなかったら、何らかの原因で上昇した体温が上がり続けてしまいます。すると、脳をはじめ体内の臓器が機能不全になり、最悪の場合は死に至ることもあるでしょう。適切に汗をかくことは、とても需要なことなのです。

2.運動で汗をかくことの効果やメリットは?

運動で汗をかくと、さまざまな効果やメリットがあります。

2-1.汗をかきやすくなり熱中症予防にもなる

運動で汗をかくと、汗腺が鍛えられて必要なときに汗をかきやすくなります。たとえば、猛暑の日なども、汗をかいて体温調節しやすくなるので、熱中症の予防になるのです。また、入浴中にのぼせるのを防ぐ効果も期待できます。普段から汗をかく習慣がない人と比べて、健康的に過ごすことができるでしょう。

2-2.新陳代謝が活発になる

運動で汗をかくと、新陳代謝が活発になり、以下のような効果が期待できます。汗をかくことで、さまざまな健康効果・美容効果を得られるのです。

  • 便秘解消
  • 美肌効果
  • 免疫力・体力アップ

2-3.疲れがやわらぐ

疲れがやわらぐことも、運動によって汗をかく効果の一つです。疲れているとき、体内には乳酸などの疲労物質がたまっています。汗をかくことで、疲労物質の排出を促し、疲れがやわらぐのです。何もしなくても疲れる・十分に休んでも疲れが取れないといった人は、運動して汗をかくことをおすすめします。

2-4.ストレス解消になる

運動によって汗をかくと、ストレス解消効果もあります。適度に体を動かすこととの相乗効果で、気持ちが晴れやかになるのを実感できることでしょう。また、汗をかくと、物ごとをやり遂げたという達成感を覚えることもできます。運動でかいた汗をシャワーで流せば、心身共にさっぱりとして、前向きですがすがしい気持ちになることでしょう。

3.いい汗と悪い汗の違いは?

いい汗と悪い汗の主な違いについて詳しく解説します。

3-1.いい汗・悪い汗とは?

いい汗・悪い汗の主な特徴は、以下のとおりです。

いい汗

  • 塩分濃度が低くサラッとしている
  • 汗が出始めるタイミングが早い
  • ほとんど臭わない

悪い汗

  • 塩分濃度が高くベタベタしている
  • 汗が出始めるタイミングが遅い
  • 短時間で大量にかく
  • 臭いがある

3-2.単に汗をかくだけではデトックス効果は期待できない

単に汗をかくだけでは、デトックス効果は期待できません。たとえば、暑い日に汗をかく・サウナで強制的に汗を出すなどでは、水分やミネラルが失われるだけです。ただし、汗をかくために運動すれば新陳代謝が上がり、体内の老廃物やアルコールなどの有害成分の排出を促すことができます。デトックス効果を期待するのなら、運動をしていい汗をかくことを心がけましょう。

3-3.汗をかくデメリットは?

汗をかくことには、以下のようなデメリットもあります。

  • 大量に汗をかくと脱水になりやすい
  • ミネラル不足になることがある
  • 洋服に汗ジミができる
  • 汗の成分で肌がかぶれる
  • 汗くさくなる
  • 肌がベタついて不快

汗をかく前後に適度な水分とミネラルを補給すること、汗をかいた後はシャワーを浴びて清潔な衣服に着替えるなどを心がけましょう。

3-4.いい汗をかくにはボクシングがおすすめ

運動でいい汗をかくには、ボクシングがおすすめです。主な理由は、以下をご覧ください。

  • パンチなどの動作がストレス解消になる
  • 初心者から上級者まで自分のレベルやペースに合わせてできる
  • 一人でも複数人数でも楽しむことができる
  • ボクシングができるジムが増えている

ボクシングを楽しむ人が増えていることを受け、一般のスポーツジムでも音楽に合わせてボクシングの動きを取り入れたプログラムを実施しています。初心者でも気軽に楽しむことができるので、検討してみるといいでしょう。

3-5.自分に合ったペースで運動しよう

運動は、自分に合ったペースで行うことが大切です。汗をたくさんかきたくても、無理して運動するのはいけません。体に大きな負荷がかかる運動をしたり長時間続けたりすることは、逆効果になります。自分に合ったペースを守ることは、運動を長く続けることにつながって気持ちよく汗をかくコツでもあるのです。

4.汗をかく効果に関するよくある質問

最後に、汗をかく効果に関する質問に回答します。それぞれ参考にしてください。

Q.大量に汗をかくほうがスッキリするのでは?
A.いいえ。スッキリしたように感じるのは錯覚です。むやみに汗をかきすぎると、体内から急激に水分が失われて体がだるくなり、脱水症状を起こすことがあるので注意してください。

Q.体を動かすのが苦手な人におすすめの運動は?
A.体を動かすのが嫌い・苦手という人には、ウォーキングをおすすめします。最初から無理をせず、通勤や買いものの際になるべく多く歩くように心がけてください。慣れてきたら、徐々に歩く距離を長くしていきましょう。

Q.お風呂にゆっくり入って汗をかくのはダメ?
A.お風呂の入り方によっては、運動と同様の効果が期待できます。以下の点に注意して、効率よく汗をかきましょう。

  • 入浴前後に水分補給をする
  • お湯は38℃程度のぬるま湯にする
  • 半身浴で合計10~15分程度までにする
  • 体を洗ったり休憩を入れたりして長時間お湯につからない
  • 体調不良のときは無理をしない
  • 入浴後は十分な休息を取る

Q.高齢になると汗をかきにくくなる?
A.はい。高齢になると視床下部の反応がにぶったり体内の水分量が少なくなったりして、汗をかきにくくなります。高齢者が熱中症になりやすいのも、汗をかきにくいことが原因の一つです。

Q.冬でも汗をかいたほうがいい?
A.はい。冬でも適度に汗をかくことをおすすめします。冬に適度な汗をかくことができれば、夏場もすぐに汗をかきやすく、熱中症を防いで快適に過ごすことが可能です。

まとめ

今回は、汗をかく効果について詳しく解説しました。適度な運動によりいい汗をかけば、新陳代謝が活発になる、ストレス解消になるなど、さまざまなメリットがあります。まずは、自分のペースで無理なく運動することを心がけましょう。特に初心者は無理せず、ウォーキングやボクシングなど、楽しく続けられる運動を探してみてください。なお、汗をかくと大量の水分とミネラルを失うことになります。運動前後には水分とミネラルをきちんと補給することも忘れないでください。