膝の痛みの危険な症状

膝の痛みの危険な症状とは!? 膝が痛む主な原因3つ

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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年を取るにつれて運動をするとひざが痛むようになったと感じる方は多いと思います。膝は加齢によって痛みが出てくる場所のひとつ。「年には勝てない」と諦めて痛みを我慢している方もいるでしょうが、病気が原因ということもあるのです。

そこで今回は、ひざが痛む主な原因を3つご紹介しましょう。膝の痛みに悩まされている方の参考になれば幸いです。

膝に痛みが
起こりやすい理由

膝の痛みの原因をご紹介する前に、なぜ膝は痛むのか、その理由を少しご紹介しましょう。膝は体重を支え、足の動きをコントロールする膝は人体の中で最も負担がかかる場所のひとつ。膝は骨・軟骨・筋肉・靭帯といったもので構成されていますが、それらは酷使すればするほど傷んでくるのです。

体には自己修復機能がありますが、年と共に衰えてきますし、若くても膝に負担をかけすぎると痛み具合が自己修復機能を上回ってしまう場合があります。つまり、スポーツや激しい労働などで膝を酷使していた人や、肥満などで膝に過度な負担をかけている人は膝の痛みが起こりやすいのです。

膝の使い過ぎ、
負担のかけすぎ

上記のように激しいスポーツを何年も続けていたり、適正体重を超えていたりすると、膝が痛みやすくなります。日本ではスポーツの練習量や練習時間が多いほどよし、とする傾向にありますが、膝の痛みが出てくるまで練習を続けるのは体を自分から壊しているようなものです。また、今までほとんど運動をしていなかった人が健康のためとランニングや登山など急に始めると膝が痛み出すこともあります。

さらに、適正体重を長年大幅に超えている方は年と共に膝が体重を支え切れなくなり、痛み出しやすくなります。これらの膝の痛みは心当たりがある、という方も多いです。痛みを感じだしたら無理をせず一度病院で診察を受け、医師の指示に従いましょう。

姿勢・立ち方など
が影響している

X脚やO脚など膝が内や外にむきすぎていると関節の片方だけに負担がかかり、膝が傷みやすくなります。また、床に座る生活というのは膝に負担をかけやすいのです。特に「女の子座り(両足の間にお尻を落とし、膝を曲げる座り方)」や「横座り(足をお尻の横に流すようにする座り方)」をしていると膝が痛みやすくなります。

さらに、猫背だったり、長年片方の肩にだけカバンをかけ続けるなどしていても膝は痛みやすくなります。これらが原因でおこる膝の痛みは整体院で治療してもらって痛みを和らげつつ、姿勢や歩く癖を改善していくと痛みが軽くなる場合があります。

関節・骨・靭帯の
炎症や損傷

関節が炎症を起こしたり、軟骨がすり減ったり、靭帯や骨が損傷しても、膝は痛み、時には変形を起こしたりします。病院で適切な治療が必要であり、マッサージや針、お灸などをしても効果は薄いでしょう。

生活習慣や膝の使い過ぎが原因なのか、骨や関節の傷みが原因なのかは膝の痛みだけからでは判別がつかに事が多いのですが、「安静にしても膝が痛む」「日に日に痛みが強くなる」「膝にこぶのようなものができてきた」という場合は関節の炎症や骨や靭帯の損傷が疑われます。このような症状が出てきたらできるだけ早く専門医の診察を受けましょう。

膝の痛み
まとめ

いかがでしたか? 年を取ると膝が痛みやすくはなりますが、なんでも「年のせいだから仕方がない」と片づけてはいけないのですね。痛みを感じたらまずは病院で診察を受け、医師の指示に従いましょう。