顎関節症の原因は? 予防のために知っておくべきポイント

口を開け閉めしたとき、『カクカク』『コキコキ』という音が顎から聞こえることはありませんか? このような症状がある場合、顎関節症の疑いがあります。顎関節症は、顎だけの問題ではなく、肩こりや首の痛み・腰痛の原因となるため、早めに対処することが大切です。そこで、この記事では、顎関節症の原因・改善方法を紹介します。顎に違和感や痛みがある方は、この記事を読んで対策をとってください。

顎関節症とはどのような症状?

顎関節症とは、顎の関節周辺に異常が起こる病気です。主に以下のような症状が現れます。

  • 顎が痛い
  • 口を大きく開けられない
  • 顎を動かすと異音がする
  • 噛み合わせに違和感がある
  • 口を完全に閉じることができない

症状が悪化すると、食事をすることすらままならず、外科手術が必要となる場合もあります。また、頭痛や肩こり・首の痛み・腰痛など、全身のさまざまな部位に影響が出ることも少なくありません。

顎関節症の原因にはどのようなものがある?

顎関節症は日常的な習慣が原因となって起こることがほとんどです。具体的にどのようなものがあるのか? 代表的なものを紹介します。

2-1.食事のときに片側だけで噛んでいませんか?

顎関節症を招く習慣としてまずあげられるのが、食事のときに左右どちらか一方ばかりで噛んでいるということです。片側だけに大きな負担がかかるため顎にゆがみが生じ、発症の原因となります。

2-2.頬杖をつく癖がある人は要注意!

頬杖も顎関節症になる原因の一つです。頬杖をつくと、体重が顎の関節にかかり大きな負担がかかります。頬杖が癖になっている場合、顎関節が次第にずれていき、顎関節症の症状が現れるのです。

2-3.ストレスも顎関節症の原因になる?

意外なことに、ストレスが原因で顎関節症となるケースも多いのです。ストレスを感じると、そのストレスを発散しようとして、無意識のうちに『歯ぎしり』『食いしばり』といった動作が増えます。その結果、顎の関節や筋肉に大きな負担がかかり、顎関節症になるのです。

2-4.柔らかいもの中心の食事で顎が弱っている?

柔らかいもの中心の食事も、顎関節症の原因です。柔らかいものばかりを食べていると、咀嚼回数が少ないために顎の発育が悪く、筋肉も衰えやすくなります。近年になって顎関節症が増えている背景には、食の欧米化によって柔らかいもの中心の食生活が増えたことも一因としてあるのです。

顎関節症を予防するために注意するべきことは?

それでは、顎関節症を予防するためには、生活習慣や癖を見直すことが大切です。どのようなことに注意すれば良いのでしょうか?

3-1.食事のときは左右の歯でバランスよく噛む!

食事をするときは、左右片側だけでなく、全ての歯を使って万遍なく噛むことを意識してください。最初は、普段使っていない側の歯で噛むのは違和感があるかもしれません。まずは柔らかいものから少しずつ練習していくと良いでしょう。左右の歯をバランスよく使うことで、顎のゆがみが改善され、顎関節症を予防できます。

3-2.顎に負担のかかる姿勢に注意!

顎関節症を予防するためには、日頃から顎に負担のかかる姿勢をとらないようにしましょう。『頬杖をつく』『横を向きながらものを食べる』といった動作は顎に大きな負担がかかります。このようなことが癖になっている方は、意識して避けるようにしてください。

3-3.ストレスを適度に発散する!

ストレスも顎関節症の原因となるため、ストレスを溜め込まないようにすることも重要です。趣味に没頭したり、お風呂にゆったりと浸ったりして、リラックスするように心がけてください。

3-4.寝るときの姿勢も見直してみよう!

寝るときの姿勢を見直すことも顎関節予防に効果的です。うつ伏せ寝や高い枕を使用してのあお向け寝は顎関節症を引き起こす原因となります。うつ伏せ寝は避け、自分にあった枕を使って仰向けや横向きで眠るようにしましょう。

3-5.よく噛んで食べるようにする!

食事をするとき、よく噛んで食べることで顎関節症を予防できます。メニューの中にある程度歯応えのあるものを取り入れ、噛む回数を増やすようにしましょう。顎の筋肉が強化され、顎関節症になりにくくなります。

まとめ

いかがでしたか?
この記事では、顎関節症の原因や改善方法を紹介しました。

  1. 顎関節症とはどのような症状?
  2. 顎関節症の原因にはどのようなものがある?
  3. 顎関節症を予防するために注意するべきことは?

これらのポイントを押さえて、顎関節症を予防してください。特に、毎日の食事は顎に大きな影響を与えます。左右どちらかに偏ることなく、全ての歯を使ってバランスよく噛むことを心がけましょう。