ウエスト痩せが難しい理由とは? 正しい方法でダイエットしよう!

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

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十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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ウエストはなかなか痩せにくい場所なので、ダイエットに苦労している人も多いのではないでしょうか。引き締まったウエストを手に入れることができれば、全体的にスタイルがよく見えるようになります。「ダイエットをしてもウエストが痩せない」という人は、まずウエストが太る原因から考えてみましょう。そして、より効果的な方法でダイエットをしてみてください。この記事では、ウエストが痩せるための生活習慣や効果的な運動などをご紹介します。

この記事を読むことで、ぽっこりウエストを解消できるはずです。ぜひ参考にして理想のスタイルを手に入れてください。

01. ウエストまわりの悩みについて

まずは、ウエストまわりに関する悩みや筋肉との関係などをご紹介します。

1-1.ウエストの悩みとは?

ウエストまわりに関する悩みには、以下のようなものがあります。

  • くびれがない
  • 下腹が出ている
  • 寸胴(ずんどう)
  • ぜい肉が乗る

いずれの悩みも、スタイルが悪く見える原因になります。余分な脂肪を落とすためには一体どうしたらよいのでしょうか。

1-2.ウエストが太る原因

ウエストが太る原因となるのは、皮下脂肪や内臓脂肪です。特に女性は皮下脂肪が原因になることが多いでしょう。皮下脂肪とは皮膚のすぐ下につく脂肪のことで、体の備蓄エネルギーとしてためられるものです。そのため、いったんついてしまうとなかなか落とすことができないという特徴があります。一方の内臓脂肪は、内臓まわりにつく脂肪のことです。男性ホルモンによって蓄積されるため、男性に多いのがこのタイプといえるでしょう。

1-3.ぽっこりウエストと筋肉の関係

ウエストが太ることと筋肉の低下には、深い関係があります。年齢を重ねるとともに、ダイエットをしても痩せにくくなってくるのを感じる人は多いでしょう。その理由は、加齢によって筋力が低下しているためです。筋力が低下すると、体は脂肪を燃やしにくくなります。また、筋肉で支えきれなくなった内臓が下がってくるため、下腹がぽっこり出てきてしまうのです。つまり、筋肉を意識して生活することで、痩せやすいウエストまわりを手に入れることができるでしょう。

02. ウエスト痩せと生活習慣

なぜウエスト痩せの必要があるのか、注意すべき生活習慣にはどのようなものがあるのかをご紹介しましょう。

2-1.ウエスト痩せの必要性

ウエスト痩せの必要性には、以下のようなものがあります。

2-1-1.メタボ解消

いわゆるメタボとは、ウエストの周囲長が男性で85cm以上、女性で90cm以上あり、さらに、脂質異常・高血圧・高血糖のうち2つ以上当てはまる状態のことをいいます。メタボを放置しておくと、脳出血や脳梗塞、心筋梗塞、大動脈瘤(りゅう)など心血管系の病気にかかるリスクが高くなるのです。メタボの原因は内臓脂肪であり、この脂肪を落とすことで病気にかかる可能性を低くすることができるといわれています。

2-1-2.スタイル改良

体にフィットした洋服を着るとき、ウエストが気になってしまう人も多いと思います。理想のスタイルは、自分に自信を与えてくれるものです。好きな洋服を堂々と着るためにも、ウエスト痩せを目指す必要があるでしょう。

2-1-3.腰痛防止

ウエスト痩せは腰痛防止にもつながります。ウエストまわりに脂肪がつくと、筋肉が硬くなり血行が悪くなるのです。血行不良によって腰が冷えやすくなることも原因の一つでしょう。ウエストまわりをすっきりさせることで、腰痛が改善される可能性は十分にあります。

2-2.気をつけるべき生活習慣

ウエスト痩せのために気をつけるべき生活習慣をご紹介しましょう。

2-2-1.姿勢

猫背はウエストが太る原因になります。普段から猫背の人は、おなかまわりの筋肉が緩み、その筋肉を覆うように脂肪が蓄積されてしまうのです。どんな運動やエクササイズをしても、まずは姿勢を矯正しなければウエスト痩せの効果が期待できないでしょう。立っているときや歩いているとき、座っているときなどに、姿勢が悪くなってないか自分で意識してみてください。

2-2-2.呼吸

私たちは、普段寝ているときに腹式呼吸をしています。腹式呼吸にはインナーマッスルを鍛える効果があり、結果的にウエスト痩せにつながるといわれているのです。日中もできるだけ腹式呼吸をするように心がけてみましょう。

2-2-3.食事

ダイエットといえば、まず思いつくのが食事の改善です。脂質や糖質を減らしてたんぱく質を多めにとることをおすすめします。脂身の多い肉や揚げものなどは避け、魚や大豆製品などを積極的にとるようにしましょう。

2-2-4.便秘

便秘が原因でウエストが太ることも少なくありません。おなかにたまった便が原因でぽっこりウエストになるだけでなく、下半身の冷えや代謝低下を招いて脂肪がつきやすくなってしまうのです。そのため、いくらダイエットしても効果が現れにくくなるでしょう。普段の生活でも便秘を改善・予防するように心がけてください。

2-3.注意点

くびれたウエストを手に入れるために、エステサロンで施術を受ける人もいるでしょう。確かに、高い効果を期待できます。ただし、理想のウエストを手に入れることができたとしても、維持するためには普段の努力も必要です。エステサロンに通っているからといって安心せず、生活習慣でも気をつけて過ごすようにしましょう。

03. ウエスト痩せに効果的な運動とは?

では、効果的な運動についてご紹介します。

3-1.腹圧・体幹を鍛える

ウエストの脂肪を落とすには、腹圧を高めて体幹を鍛えるのが効果的です。単なる筋トレではなく、インナーマッスルを鍛えましょう。腹圧とは腹腔(ふくくう)内の内圧のことです。腹圧を高めるために体幹トレーニングを行うと、内臓の働きがよくなり、ぽっこりウエストが改善されやすくなります。基礎代謝も高まるため、脂肪の燃焼促進にも効果的なのです。体幹トレーニングの基本を、以下にご紹介します。

  • 両肘を床につけて前に伸ばし、両腕とつま先で体を支える
  • 膝を伸ばし、体が一直線になる姿勢をキープする
  • 腹筋に力を入れ、30秒待つ
  • 力を抜き、10秒ほど休む

3-2.ウエスト痩せのコツ

ウエスト痩せのために腹筋運動をする人は多いでしょう。しかし、腹筋には「腹直筋」「腹斜筋」「腹横筋」の3つがあり、腹筋運動によって鍛えられるのは「腹直筋」だけなのです。ウエスト痩せのためには「腹斜筋」と「腹横筋」を鍛える必要があり、下半身をひねるストレッチをすることで効果が得られます。肩幅より少し広めに足を広げて立ち、腰をまわす運動を毎日してください。成功のコツは、継続することです。

04. ウエスト痩せに関するよくある質問

「ウエスト痩せについて知りたい」という人が感じる疑問とその回答をまとめました。

Q.ウエストに皮下脂肪がたまる原因にはどのようなものがありますか?
A.姿勢の悪さや塩分のとりすぎによるむくみなどが考えられるでしょう。また、普段運動やストレッチをする習慣のない人は、皮下脂肪が蓄積されやすくなります。

Q.慢性的な便秘は、ウエストが太る以外にどのような悪影響があるのでしょうか?
A.腸にたまった老廃物が血管の中に吸収され、頭痛や肩こり・肌荒れ・冷え・むくみなどの体調不良を招きます。また、腸内環境の悪化によって肝臓がんや乳がんのリスクが高まることも分かっているのです。

Q.エクササイズを継続するコツは何でしょうか?
A.エクササイズは継続して行わなければなりません。すぐに成果を出そうとして無理をせず、できる範囲で続けていきましょう。また、「入浴後にボディーケアをしながら」「テレビを見ながら」というように、何かの合間にやると無理なく続けられます。

Q.体が冷えているとダイエットをしても効果が出にくいのですか?
A.体が冷えると血流が悪くなり、代謝が落ちてしまいます。シャワーではなく湯船につかってしっかり体を温め、冷たいものをとりすぎないように注意しましょう。

Q.ウエストまわりにたまった皮下脂肪は、放っておくとどうなりますか?
A.内臓脂肪と違って生活習慣病の原因にはなりにくいでしょう。しかし、皮下脂肪は見えるところにつくため、肥満になります。放置するとセルライトの原因になり、冷え性の原因にもなるのです。

05. まとめ

いかがでしたか? ウエスト痩せの必要性や方法について詳しくご紹介しました。「ウエストの脂肪が気になる」という人は多いでしょう。ダイエットしてもなかなか落とすことができないため、あきらめてしまいがちな部分でもあります。しかし、効果的な方法を知れば、ウエスト痩せに成功することは可能です。ぜひこの記事を参考にして、理想のウエストを手に入れてください。