姿勢が悪いと言われる人は要注意!健康に与える悪影響について

姿勢が悪いと言われる人は要注意!健康に与える悪影響がたくさん!

姿勢が悪いと、健康にさまざまな悪影響を及ぼします。
そこで今回は、姿勢が悪いことで健康にどんな影響があるかを詳しく解説した上で、正しい姿勢への直し方をいくつかご紹介しましょう。

姿勢が悪いと健康にこんな影響がある!

姿勢が悪いと、健康にはどのような影響があるのでしょうか。
ここでは、姿勢が悪いことで現れる主な症状を3つご紹介します。

1-1.肩こりや腰痛を引き起こす

姿勢が悪いと、体のさまざまな部分に余分な負担がかかります。
特に、肩や腰に大きな負担がかかることで、肩こりや腰痛の原因になることは、ご存じの人も多いでしょう。
姿勢が悪い状態がずっと続くと、肩こりや腰痛も慢性化し、さらに悪化するので気を付けてください。
しかし、姿勢を直すことで肩こりや腰痛が改善される可能性が高くなりますよ。

1-2.消化不良や肥満の原因になる

姿勢が悪いと、内蔵に負担がかかり正常な働きを妨げるので、消化不良の原因になります。
胸やけを起こしたり、気分が悪くなったりするでしょう。
また、消化がきちんと行われないことに加え、エネルギー代謝も落ちるので、太りやすくなります。
また、便秘になる人もいるでしょう。
このように、肥満の原因ともなるのが、姿勢が悪いことのデメリットなのです。

1-3. 血行不良による冷え性や睡眠障害を引き起こす

姿勢が悪いと、血行も悪くなります。
血行不良は、冷え性の大きな原因となることを覚えておきましょう。
猫背の人に冷え性が多いのは、血行不良を招いているせいなのです。
また、血行不良は良質な睡眠を妨げますから、睡眠障害に悩む可能性もあるでしょう。
普段の姿勢の悪さが、睡眠障害の原因になることも、ぜひ覚えておいてください。

本当に正しい姿勢とは?

正しい姿勢とは、どんな状態であるかご存じでしょうか。
悪い姿勢を直すためにも、理想的な状態を知っておくことは大切です。

2-1. 立っているときの正しい姿勢をチェック

まずは、立っているときの正しい姿勢をチェックしましょう。
背中とかかとを壁に付けるように、立ってみてください。
さらに、ふくらはぎ・お尻・肩甲骨・後頭部も壁に付けましょう。
その後、両手を自然な感じで足の横に下ろします。
このとき、耳からくるぶしまでがまっすぐになっていれば、正しい姿勢ができていると言えるでしょう。
反対に、どこか出っ張っている場合は、歪(ゆが)んでいる証拠ですから姿勢を直す必要がありますね。

2-2.座っているときの正しい姿勢をチェック

今度は、座っているときの正しい姿勢を確認しましょう。
まず、椅子(いす)に深く腰かけて、背筋を伸ばします。
このとき、骨盤を前かがみにせずにまっすぐ立てるように、さらに背骨がゆるやかなカーブを描くように意識しましょう。
悪い姿勢の人は、前かがみになっていることで背骨のカーブがきつく、いわゆる「猫背」になっています。
「猫背」は、座っているときになりやすいので注意しましょう。

2-3.歩くときの姿勢もチェックしよう

立っているときや、座っているときだけでなく、歩くときも正しい姿勢でいるかチェックしましょう。
歩くときの正しい姿勢は、足をまっすぐ前に出し、かかとから着地することが基本です。
少し歩幅(ほはば)を広めにして、頭を上げてまっすぐ歩きましょう。
腕は、自然に振る程度で問題ありません。
正しい歩き方を実行すると、体の調子も良くなるなどの効果も期待できますよ。

正しい姿勢になるための直し方を解説

それでは、正しい姿勢になるための直し方を解説していきます。
いずれも効果的な方法ですが、ひとつだけでなく複数の方法を試してもかまいません。

3-1.常に姿勢を直すことを意識する

どの効果的な直し方を行うにしても、絶対に姿勢を直す、と強く意識することが大切です。
何よりも、悪い姿勢を直したい、という気持ちがなければ、続きませんからね。
ただし、強く意識したり、効果的な方法を学んだりしただけで安心してはいけません。
常に姿勢を直すことを意識しつつ、効果的な方法を実行してください。

3-2.体に合った椅子(いす)や机にする

体に合った椅子(いす)に座ることも、正しい姿勢に直すためには必要です。
椅子(いす)座ったときに足がきちんと床に着かなかったり、反対に低すぎて机とのバランスが悪かったりしたら、適正な高さに調整するか交換しましょう。
机の高さも、できれば調整したほうが良いですね。
体に合わない椅子(いす)や机を使用すると、無意識に足を組んだり背が曲がったりしがち。
悪い姿勢が固定してしまうので、気を付けましょう。

3-3.ストレッチで正しい姿勢を目指す

猫背など、悪い姿勢を直すには、ストレッチも効果的でしょう。
長い間悪い姿勢のままでいると、筋肉が柔軟性を失ってこわばっている状態になります。
ストレッチを行うことで、筋肉の柔軟性を取り戻しましょう。
また、固まった関節もストレッチを行うことで、だんだんほぐれてきますから、効果的ですよ。
ストレッチは、毎日行うことが大切。
正しい姿勢に直すためにも、無理のない程度に毎日行ってください。

3-4.接骨院に通って根本的に体の歪(ゆが)みを直す

悪い姿勢を直すために最も効果的な方法は、接骨院に通って根本的に体の歪(ゆが)みを取ることです。
もちろん、自己流でも正しくストレッチを行ったり、普段から姿勢を直すように気を付けたりすることで改善できるでしょう。
しかし、本当に改善できているかどうかは、判断が難しいのも事実。
やはり、根本的に骨格や筋肉バランスを本来の状態に戻すためにも、プロの手を借りることも検討するべきでしょう。
接骨院に定期的に通って体の歪(ゆが)みが直る上に、常に正しい姿勢をキープできて健康になりますよ。

まとめ

さて、今回は姿勢が悪いことがどれだけ健康に悪影響を与えるかをご紹介してきました。
また、正しい姿勢への直し方についても、ご理解いただけたことでしょう。
それでは、今回のまとめを下記に記します。

  • 悪い姿勢が心身に与える影響を知る
  • 本当に正しい姿勢について学ぶ
  • 接骨院に通うことを検討するなど、姿勢を直す方法を実行する

姿勢が悪いと自覚がある人は、この記事を何度も読んで早く改善してくださいね。