扁平足の治し方・改善方法を紹介! 土踏まずを作る3つのポイント

「扁平足を治したい」「足に土踏まずがない」とお悩みのあなたに、ぜひ知ってもらいたい情報があります。

扁平足の9割が、生活習慣が原因で起こったもの。つまり、自分で治すことが可能なのです。自分に合った靴に変える、扁平足用のインソールを使うなどの方法で、痛みを改善することができる場合もあるでしょう。

今回は、扁平足の原因や症状、治し方・予防方法について解説していきましょう。

この記事を読むことで、自分に合った扁平足の治し方を見つけることができますよ。

扁平足の種類

扁平足には、先天性のものと後天性のものがあります。それぞれの症状についてご説明しましょう。

1-1.扁平足とは

扁平足とは、足の裏に「土踏まず」がなく真っ平らになっている状態のことです。生まれた時点では誰もが扁平足であり、多くの場合は8歳までに土踏まずが形成されます。しかし、何らかの原因によって土踏まずが形成されない人もいるのです。また、形成されたはずの土踏まずがなくなってしまうこともあります。

遺伝的要因によって扁平足になる人と、足の筋力やじん帯の強さが関係して後天的に扁平足になる人がいるのです。

1-2.先天性扁平足

足裏のアーチが形成されるのは、乳幼児期から幼少期にかけての成長過程です。この時期に骨格の異常や発育不全、機能障害などが原因となって発症するものを「先天性扁平足」と言います。

つまり、先天性扁平足は「生まれつきの障害」というわけではないのです。赤ちゃんの足は、誰もが土踏まずのない扁平足。発育・成長に伴って土踏まずが形成されるはずの時期に、十分な運動が不足すると正常に形成されなくなってしまうのです。

1-3.後天性扁平足

一方、成人に達した段階で発症するのが「後天性扁平足」です。大半は骨折やじん帯損傷、アキレス腱の疲労などの症状が原因で発生します。その中でも「疲労性」による原因が多く、数日でアーチの形状を失ってしまう「急性扁平足障害」をもたらすこともあるでしょう。

すでに骨格が形成されている段階以降の障害であることから、治療は先天性扁平足よりも困難なケースが多くなっています。

扁平足を引き起こす原因は?

後天性扁平足の原因は、ほとんどが生活習慣によるものです。扁平足を予防するためにも、原因について知っておきましょう。

2-1.運動不足による筋力の低下

土踏まずのアーチを保つためには、足裏の筋肉が非常に重要な役割を果たします。運動不足によってこの筋肉が衰えると、足裏のアーチを維持できなくなってしまうのです。実際に、最近の子供は屋外で遊ぶことが減り、歩く機会が少なくなってきているため、扁平足が増えていると言われています。

2-2.足に合わない靴の使用

自分の足に合わない靴を履き続けることも、扁平足の原因になります。その理由は、歩くときに足の筋肉をうまく使うことができないためです。そのため、筋肉のバランスが悪くなり、扁平足になりやすくなります。

特に、ヒールの高い靴を長期間にわたって履き続けている人は、扁平足になりやすいと言われているのです。

2-3.体重の増加が原因になることも

肥満など体重の増加も、扁平足になる原因の1つです。急激な体重の増加は、土踏まずのアーチを支える筋肉に大きな負担を与えることになるでしょう。

足の裏は全体重を支える部分でもあります。体重の増加によって土踏まずを形成しているじん帯が緩み、扁平足になってしまうのです。

扁平足の主な症状を知ろう

扁平足になるとどのような症状が現れるのでしょうか? 主なものをご紹介します。

3-1.痛みや疲れ

土踏まずには足にかかる衝撃を和らげる役割があります。そのため、扁平足になると足に負担がかかりやすくなるのです。「歩くときに疲れやすい」「足首や足の裏が痛む」といった症状が出てくるでしょう。また、足をかばって歩くクセがつくため、腰やひざ、すねなどに痛みを感じる場合もあります。

3-2.X脚になることも

土踏まずが地面に着くことから、内側に重心がかかりやすくなります。そのため、X脚になることもあるのです。X脚は、まっすぐ立つと「ひざはつくが、ひざ下がハの字に開いてしまう状態」を言います。

足裏の不安定を上半身で補うことになるため、足が細いのに対し、上半身が太いのが特徴です。また、歩くたびに地面からの過剰な衝撃を受けるため、ひざの外側に痛みやしびれを感じることがあるでしょう。

3-3.歩き方が悪くなる

扁平足によって足が疲れ痛みやすくなると、歩くごとに歩き方が変化してきてしまいます。
通常の人とは違い、歩き方が悪くなってしまうのです。

歩き方が変わるということは、扁平足の形状に適応しているとも言えるでしょう。この状態は、扁平足の状態が固定され、治りにくくなっていることを意味しているのです。

扁平足の治し方と予防法について

扁平足は基本的に、足の筋肉を鍛えるなど日常生活で治すことも可能です。今すぐできる扁平足の治し方と、手術による治療方法についてご紹介しましょう。

4-1.エクササイズで筋肉を鍛える

土踏まずのアーチを支える筋肉を鍛えることで扁平足を改善することができます。おすすめなのが、足の指でじゃんけんをするエクササイズ。効果的に筋肉を鍛えることができますよ。

そのほかにも、イスに座ったまま、立ったまま行うエクササイズもあるため、自分に合ったものを試してみてください。

4-2.インソールの効果を利用する

扁平足用のインソールというものがあることをご存じでしょうか? 痛みや疲れ、扁平足の悪化を防ぐために靴の中に入れる中敷きのことです。このインソールを敷くことにより、足の疲労や痛みを改善することができます。

もちろん、インソールを敷くだけで扁平足が治るというわけではないでしょう。しかし、運動やストレッチを行うときのサポートとして使うことで効果が上がります。

そのほかにも、サポーターやテーピングを使用する方法と合わせて使ってみるとよいでしょう。

4-2-1.インソール

「インソールプロ(扁平足対策) 」は足部疾患の治療に用いる医療器具の理論に基づいた自身の体重を利用して矯正していくインソールです。歩行時の衝撃を吸収する内側縦アーチを正常な状態にサポートすることで足裏の疲れを緩和する効果が期待できます。扁平足は、足裏の内側縦アーチ構造が低下することにより疲れやすいといわれているため土踏まずを心地よく支えられるものが良いです。

4-2-2.サポーター

「ソルボ タテアーチサポーター」は土踏まずの縦アーチをサポートし、足裏への負担を減らして痛みとだるさを緩和する土踏まず用サポーターです。扁平足による足底の痛みやだるさでお悩みの方に適しています。ソルボとは人工筋肉とも呼ばれ、圧力の分散や衝撃を吸収ができ、力が加わると素早く変形し、ゆっくりと元の形にもどる優れた素材です。

口コミなどを参考にして、ご自身にあったインソールやサポーターを探してみてください。

4-3.手術する

痛みがひどく、歩行が困難になるほど扁平足が重度に進行した場合は、手術による治療を行うこともあります。手術は整形外科で行い、腱やじん帯を移行する方法やアキレス腱を延長する手術などがあるでしょう。

手術費用は病院によって異なりますが、片足20万円前後が相場です。

4-4.扁平足を予防するには裸足で生活するのが効果的

実は、靴下を履いて生活するのと裸足で生活するのとでは、使う筋肉がまるで違うのです。
普段から自宅でスリッパや靴下を履いて生活している人は、意識して裸足で生活してみましょう。

この方法により、無意識のうちに足の筋肉を鍛えることができます。特に子供の扁平足は、裸足での生活だけで予防することが十分に可能でしょう。

まとめ

いかがでしたか? 扁平足になる原因や治し方についてお分かりいただけたと思います。あなたの扁平足が後天性のものであるなら、生活習慣に問題があった可能性もあるのです。原因となったものを考え、自分で改善できるうちに早めに対処して痛みから解放されましょう。