「現代病」と呼ばれる味覚障害の実態とは? 症状や治療法を一挙公開

「現代病」と呼ばれる味覚障害の実態とは? 症状や治療法を一挙公開

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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味覚障害にお悩みではありませんか? 最近は若い年齢層の患者も増えてきているのが現状です。味覚に異常が起こると、食べる喜びが失われ、食欲をなくしてしまう人も多くなります。放置しておくと危険な場合もあるため、早めに原因を突き止めて治療しましょう。この記事では、味覚障害の症状や原因・治療法などをまとめてご紹介します。

この記事を読むことで、味覚障害という病気について分かるはずです。ぜひ参考にして適切な対処をしてください。

01. 味覚障害の基礎知識

まずは、味覚障害についてご紹介します。

1-1.味覚障害とは

味覚障害とは、味覚に異常が起こっている状態のことを言います。「味が薄く感じる」というような感度の低下から、「まったく味がしない」というような感度の消失まで、症状はさまざまです。また、特定の味だけ感じなくなる場合や、本来と違った味に感じるという症状も、味覚障害の恐れがあります。

1-2.メカニズム

食べものを口に含むと、物質が舌の「味蕾(みらい)」に入り込み、その中にある味細胞(みさいぼう)が、味覚神経を通して大脳へ信号を送ります。大脳の味覚中枢が信号を受信すると味が判断されるというメカニズムです。味覚障害は、この伝達経路が何らかの異常をきたすことで起こります。

1-3.なりやすい人の特徴と患者数

現在、味覚障害に悩む患者は数十万人以上います。ただし、自分が味覚障害であることに気づいていない人も含めると、さらに多いことが予想されるでしょう。特になりやすいのは、以下のような特徴の人です。

  • 生活が不規則である
  • 栄養バランスが偏っている
  • ストレスをためこみやすい
  • 日常的に薬を飲んでいる
  • 無理なダイエットをしている