歯茎が下がる原因が知りたい! 治療法や予防法をチェックしよう!

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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鏡で自分の歯を見るたびに、「歯茎が下がっている」と感じる方は、歯周病など口腔(こうくう)トラブルになっている可能性があります。原因を明確にしなければ適切な治療法が分からず、改善できません。また、そのまま放置してしまえば、さらに歯茎が下がる可能性があるので、早期治療を受けることが大切です。そこで、本記事では、歯茎が下がる原因やセルフチェック・歯茎を上げるコツ・治療法・予防法について説明します。

この記事を読むことで、歯茎が下がる原因が分かり、適切な処置を行うことができます。悩んでいる方や治療をしたい方は、ぜひ参考にしてください。

01. 歯茎が下がる原因

下がった歯茎をもとに戻すためには、原因を突き止めなければなりません。歯茎が下がる状態や主な原因・放置の危険性について詳しく説明します。

1-1.歯茎が下がるとは

「最近、歯茎が痩せたような気がする」「歯が伸びている感じがする」と思っている方は、歯茎が下がってる状態です。歯茎が下がると、歯が長く伸びているように見えます。歯茎がどんどん下がるため、歯の根元が肉眼で見えるようになるのです。

1-2.主な原因

歯茎が下がる原因は、人によってバラバラです。主な原因としては、加齢・歯磨きの方法・歯並び・歯周病などがあります。一般的に、歯茎は10年で2mm程度下がると言われており、20代と50代とでは歯茎の後退状況がまったく異なるのです。歯磨きの仕方が間違っていれば、歯茎に余計な刺激を与えてしまい、後退の原因になります。また、もとから歯並びが悪く、歯が外側に押し出されるような力がかかる歯(八重歯など)ほど、歯茎が下がりやすいのです。そして、最も多い原因が歯周病であり、歯槽骨(しそうこつ)が溶けることで歯茎も後退します。歯槽骨とは、歯の土台となる部分です。虫歯・歯周病のもととなる菌が繁殖すると、歯槽骨が溶け、歯茎も一緒に下がります。

1-3.放置するとどうなるか

下がる歯茎を放置すると、歯茎が痩せて歯が長く伸びた状態になります。歯を支えている歯槽骨が溶けて、根本が丸だしな状態になるのです。その結果、歯が不安定になり、歯並びが悪くなります。最悪な状態になれば、自然と歯が抜け落ちてしまうでしょう。歯周病による歯茎下がりは、早めの治療が大切です。