このようなことでお悩みの方はもしかしたら噛み合わせが悪くなっているのかもしれません。
自分では気づかなことが多いのですが、知らないうちに体に悪影響を与え心身の不調という形で表れてくるのです。
噛み合わせとは?
私たちの口の中には歯があります。
大人の歯は親知らずを含めて上下に16本づつ計32本あり、口を閉じた時に上の歯と下の歯が噛み合わさります。
この状態を噛み合わせというのですね。
歯は物を噛むことによって少しずつ擦り減っていき、ひとりひとり違った噛み合わせになっていきます。
ところが何かのきっかけでこの噛み合わせのバランスが崩れてしまうと正しい噛み合わせができなくなってしまうのです。
噛み合わせが悪くなると?
噛み合わせが悪くなってもほとんどの方が自覚症状はありません。
たまに「なんだかものが噛みにくいな」と思う方もいますが、それはよほど噛み合わせがずれた場合です。
しかし、噛み合わせの悪さは以下のような体の不調となって表れることがあるのです。
- 肩こり、めまい
- あごの痛み
- 消化不良、肥満
- 手のしびれ
- イライラしやすくなるなどの性格の変化
いかがでしょう。
一見すると噛み合わせと何ら関係のなさそうな症状ですよね。
実は噛む、という行為はあごの筋肉やそこと繋がった肩や腕の筋肉、耳や目の周りの筋肉、さらに消化器官や精神にまで影響を与えているのです。
上記のような症状があり、病院で検査をしても何の異常もなかったという方はもしかしたら噛み合わせの悪さが原因かもしれません。
噛み合わせの悪さはなぜ起こる?
歯というのはとてもデリケートな器官です。
虫歯になり削ったり抜いたりしても噛み合わせに影響が出てくるのですね。
また、ストレスで夜寝ているときに歯ぎしりをしてしまうという方も、歯に余計な力がかかり噛み合わせが悪くなりがちです。
噛み合わせが悪いのでは? と思ったら
自分は噛み合わせが悪いのではないだろうかと思ったら、一度歯医者で歯の様子を見てもらいましょう。
歯科では噛み合わせの状態をチェックすることができます。
そして噛み合わせが悪いと言われたら、医師と今後の治療法を相談しましょう。
噛み合わせの治療は時間がかかることもありますが、今まで悩んでいた不快な症状がなくなる可能性が高いのです。
仕事が忙しくても、なんとか時間を見つけてコツコツと治療をしていきましょう。