スポーツ障害の予防法

注目! スポーツ障害を予防するために知っておくべき3つのこと

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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近年、色々なスポーツが盛んになっており、趣味として何らかのスポーツを楽しむ方が増えています。しかし、その一方で心配されているのが、スポーツ障害です。そこで、この記事では、スポーツ中の障害を防ぐためのポイントを紹介します。怪我なくスポーツに取り組むためにも、しっかりと予防方法を実践してください。

01. スポーツ障害とは?

スポーツ障害とは、長期的に同じスポーツを続けることによって体の一定の部位に負担が積み重なり、慢性的に痛みが続く障害のことです。軽症であればプレー中・プレー後の痛みで済みますが、重症化すると日常生活に支障をきたすこともあります。代表的なものをいくつか紹介しましょう。

1-1.長距離選手に多く見られる『ランナー膝』

マラソンなど、長距離走をしている人に多いのがランナー膝です。太ももの外側を覆っている腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)がももの骨と擦れ合うことで炎症を起こし、痛みが発生します。走りすぎ・膝の使いすぎなどで起こるスポーツ障害です。

1-2.ラケットを使うスポーツで起こりやすい『テニス肘』

テニスなど、ラケットを使用するスポーツで起こりやすいのがテニス肘です。合わないラケットの使用やフォームの悪さ・練習のしすぎなどで、手首に負担がかかることによって発生します。中年以降のテニス愛好家に多いスポーツ障害です。

1-3.陸上競技や跳躍競技で起こりやすい『アキレス腱炎』

アキレス腱炎とは、ふくらはぎの筋肉とかかとを結ぶアキレス腱が炎症を起こした状態のことです。酷使の繰り返しと疲労の蓄積によってアキレス腱に小さな断裂が起こり、これが再生される過程で炎症が発生します。陸上競技や跳躍競技をはじめ、足が関わる動作を伴うあらゆるスポーツで発生する障害です。