口内環境を改善するには?

【必見】口内環境を改善するには? 悪化の原因を学んで正しい対応を!

十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典

記事監修
十字屋平蔵薬局 店長・薬剤師 富居博典
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「口の中がネバ付いて気持ち悪い」「口内炎が治りにくい」など、口内環境で悩んでいる人もいるでしょう。悩みがあると1日中気になってしまいますよね。それに、口内環境を整えることは健康な生活の基本です。高齢になっても口内環境が良い人は、自分の口から食事ができるだけでなく、生き生きとしています。むし歯や歯周病などが無いことは、生活の質を高めるのです。今回は、口内環境を改善するために必要なことや悪化の原因を解説します。毎日健康で快適な生活を送るためにも、ぜひ最後まで読んでください。

この記事を読むことで、口内環境を整えるために必要なことがわかり、改善できるようになります。今、口内環境に問題がある人も適切な改善法を行うことで悩みを解消することができるでしょう。まずは、記事の内容をひとつずつ確認しながら読み進めてください。

01. 口内環境の基礎知識

最初に、口内環境の基礎知識を身に付けましょう。基本を理解することは、正しいケアを行うためにも大切です。

1-1.口内環境とは?

口は、食事を体内に取り入れるためだけでなく、呼吸をするための器官でもあります。そのため、常に適切な状態にケアしておくことが健康な生活を送るために欠かすことができません。食べものは時間が経過すると腐敗し、雑菌が繁殖しやすくなります。口から入り込んだウイルスは風邪などの病気の原因となるのです。むし歯や歯周病・風邪などの感染病になりやすい人は、口内環境の悪化を疑いましょう。

1-2.口内のメカニズム

口内には、以下の器官があります。

  • 歯:食べものを消化しやすいように細かく砕く
  • 舌:味や温冷を感じ、体に悪いものを察知する
  • 唾液腺:唾液を分泌する

口内の最も大切な役目は、食べものを安全に消化器官に届けるということです。そのほか、唇・上あご・下あごなども連携して「食べる」「話す」ための働きをしています。

1-3.口内細菌について

口内には、想像以上の数の細菌が住んでいます。なんと300から700種類の細菌がいるというのですから驚きです。また、細菌の数は清潔にしている人でも1,000億個、歯をほぼ磨かない人になると1兆個に達することもあります。口内細菌が多いことで良いことはひとつもありません。できるだけ口内細菌を減らすためにも、きちんとケアをすることが大切です。

1-4.唾液の重要性

唾液は、水分により食べものをかみやすくしたり、消化酵素のひとつである唾液アミラーゼにより消化を促したりするなど、重要な役割を持っています。さらに、唾液には殺菌効果があり、口内の雑菌の繁殖を防止する役目があるため、重要です。何らかの原因で唾液の分泌が低下すると、口内環境が悪化しやすくなるので注意しましょう。

1-5.口内環境の重要性

口内環境を整えることは、全身の健康を維持するためにとても重要なことです。全身が健康で楽しく暮らしている人は、口内環境も良好であることが多くなります。歯周病菌などの細菌の繁殖を抑えることで、病気になりづらくなるからです。健康な心身で長寿を迎えたいのなら、口内環境のケアに努めましょう。